お気に召すまま

ジャニーズとNACSと、観劇と、自分の健康と

【観劇】子供の事情 / 新国立劇場 中劇場

こんにちは、yucaです。

観れて本当に良かったです!
三谷幸喜さんの作品は本当に大好き!
以下、ネタバレもありなので、
観劇予定の方はご注意ください。
というか読まない方が良いです。
是非とも前情報なしでご覧になってください!
あ、一言だけ。
大泉大先生の子猫ちゃんたちは何がなんでも
円盤化希望のお便りを出しましょう!







三谷幸喜の本領発揮

いやあ、本当に楽しい舞台でした。
劇場であれだけ大声で笑ったの初めて。
あんだけたくさんの大人たちが笑ってるのを同時に見たのも初めて。
概要で言うと、とある小学校の放課後の教室でしか話は動かない、
三谷幸喜さんお得意のシットコム
そして、これまた三谷さんお得意の台詞が多い会話劇。
テレビや映画で三谷作品を目にすることが圧倒的に多いけど、
三谷さんはやはり舞台の人なんだなあと感じました。
最後にあのセットにあんな効果があるなんて鳥肌でした。
あれは生の舞台作品でないと味わえない。
ものすごく奥行きが強調されたセットになっていたんですが、
それが最後にすーーーーっと奥に進んでいくんですね。
教室がどんどん遠くなっていく。
でも、教室の中はいつもの風景。
それが思い出に、記憶になっていく様がよく分かりました。
思わず小声で「おぉ・・・・」と言ってしまった 笑

カーテンコールも楽しくて!
劇中に歌われる歌があるんですが、それを少し歌詞を変えて。
歌い方、踊り方もキャラクターそれぞれでかわいいんです。
青木さやかさんが歌い出すんですが、
彼女は声がとても良いですね・・・
もともと大声でテレビを賑やかす方でしたが、
名女優に見事に変わっていくとは。
そんな彼女がいい声で笑顔で、
「早く帰れよ~!これで終わりだよ~!」
と歌うんです 笑
これも舞台でしかできない演出、伝わらない面白さ。
そのまま素直にスタンディングオベーションもないまま
終わってしまったのは残念でしたが・・・
普通の作品だったら3回はカーテンコールしてましたよ。
あの歌を歌って早々に終わらせたのも、
子供の頃の思い出のまま終わらせるためだったのかな・・・
カーテンコールって素に戻りますもんね。
そういう意味では納得の終わり方。
しかも楽しい三谷さんらしい終わり方だった。

まさかのミュージカル

そうそう、まさかのミュージカル的な演出だったのです。
いきなり歌い初めて本当にビックリした。
上記の歌が冒頭15分たったくらいのタイミングで
突然歌い出されるんですね。
それが転校生歓迎の演出なんだもん、ビックリさ。
その他にも何曲かありましたね。
天海さんの生歌聞けたのは感動です。
やっぱり宝塚ですからね。
歌での表現力がずば抜けてらっしゃった。
大泉先生ももちろん歌われましたよ!!
もうね、本気で 笑
そんな良い声の10歳さすがにいねえよってくらいの本意気。
2曲くらいソロあったかな。
そういう意味でも子猫ちゃんには必ず観ていただきたいのです。
円盤化運動を是非とも・・・!!


そうそう忘れてはいけないのが、
歌の伴奏がすべて生演奏で!!
舞台のセットの脇にあるピアノで演奏されていたのです。
演奏者はトニセンの「戸惑いの惑星」でピアノ演奏されていた、
荻野さんだったんです!!
あの冒頭でピアニカ吹きながら3人にお手紙渡してた方ですね。
パンフレット見てお名前を見つけて感動!
第4の壁を壊した演出で少し大泉先生と絡んでて嬉しかった!
今回もピアノ素敵でした!

三谷さんのお家芸 当て書き

そして、三谷さんお得意の当て書き。
それぞれのキャラが本当に生き生きしてた!
天海さんの頼れる兄貴間から垣間見える純粋さ・・・
大泉さんの周囲を自分のモノにしていく圧倒的なおしゃべり・・・
小池さんの生き生きしたいたずらっ子の表情・・・
全員が本当に素晴らしかったので
とてもじゃないですが書ききれません。
遅筆じゃなかったら、キャラについて語ってる記事書いてた。
ひとりひとりを活かす三谷さんの観察眼ももちろんすごいけど、
それに答えたキャラクターを作り上げる俳優陣もやはりすごい。
三谷さんってキャラクターだけじゃなくて
才能を見いだしますよね本当に・・・
ファンなのでどうしてもひいきしますけど、
大泉大先生を活かせる人って
NACSの面々以外だったら三谷さんが圧倒的にすごいと思う。
三谷作品の洋ちゃん本当に面白いもん。
これこれ~!!って思える洋ちゃんの使い方をしてくれる。
たまにすごくイケメンな使い方してもらってますけど、
やっぱり違和感ありますもんね(あれ)
次に洋ちゃんがこういう見られるチャンスは本公演かな。
今から楽しみでございます。
洋ちゃんに関してはまた別記事で語ります。
洋ちゃんのことまで話したらえらい長さになる。

子供は子供なりに社会を作ってる

さて、ここからはストーリーに対しての感想です。

  • 三谷さんの新作
  • 天海さんに洋ちゃん出演
  • なんか全員10歳やるらしい

この要素だけを最初インプットして思ったのが、
なに、また三谷さん大々的にお金かけてふざけちゃうの。
だったんですね。
たぶん、私だけじゃないと思う。
だってコントの匂いしか漂ってこないじゃないですか。
でも、実際見たら変わりました。
まぁ、ふざけてるんですよ、
三谷さんらしく笑える内容ではあったんですけど、
それだけじゃなかった。
子供は子供なりに大真面目に悩みながら生きていて、
子供が作り出す社会って確かにあったよねって。
確かに問題とか話してることは、
転校生、あげぱん、お楽しみ会、漢字テスト、席替え
のことで子供の事情なんですよ。
でも、それを大真面目に語って
大真面目に悩んで、
大真面目に話し合って、
って言う姿は大人の政治を見ているようでした。
子供は子供なりに社会を持っているんです。


そして、社会だからやっぱり純粋さだけでなく
シビアな部分もきちんと抱えていて。
それを小学生にとっては大事件の転校生を使って
うまく表現していたなあと思います。
三谷さんはかるーくこういう社会性を入れちゃうのがすごい。
転校生が来るという事件により、
いつも通りだった放課後の仲間たちに
少しづつ変化が現れ始めます。
そして、転校生本人はここにバッグボーンがないという優位性を使って
周りを次々に巻き込んでいく。
その過程で、子供のなかにも「自分は何者なのか?」という問題が浮かび始めます。


最後、ストーリーテラーだった林遣都くん演じるホジョリンが話します。

僕はこのあと転校してしまったから、
彼らの将来を語ることはできない。

でも、初の女性都知事は彼女ではなかったし、
彼の名もノーベル賞にはまだ連ねていない。

完璧にこうではないけど。
ネタバレも最小限にしたいからちょっと変えてます。
でも、すごくこの台詞がこの作品を物語っているような気がして。
子供の頃ってみんなが特別で、
みんなにポジションというか見えない役割ってありませんでした?
そして、その役割をこの先の人生も担っていくんだろうという、
今思えば決めつけでしかない感覚ってあったと思うんです。
どうして、その感覚があったのか考えてみると、
やっぱり子供なりに子供の社会で生きていたからなんですよ。
規模は小さいけれど、大人と変わらない社会があった。
小さいからこそ濃密で、みんなが特別だった。
Everyone is something special.
でも、大人になるにつれて、
世界が広がっていくにつれて
そのspecialが薄まってきてしまう。
「自分は何者なのか?」
それを見つける場が社会で、
見つける過程が人生なのかな、とこの作品を見て感じました。
大人も子供も、生きていることは同じ。
人生の本質は変わらないのでしょう。
大人の事情と同じように、子供にだって事情があるものです。




なんか壮大になっちゃいましたが、
極々能天気に見れた作品でした。
珍しくちゃんと考察できたな・・・
さて、洋ちゃんに関しては語り尽くせてないので
また別の記事を作ります。
本当に洋ちゃん良かった!!


では、長くなりましたがまた!

ぐるぐる

うつトンネルに突入して
渦巻いてるものを羅列しただけです
気分を害される方もいると思います
ご注意ください
カウンセリング用に記録します





自信ない
自立ってなに
情けない
ひとりで生活できない
情けない
悲しい
自立してない
ちゃんとできない
ちゃんとしなくちゃいけない
保険とか
貯金とか
将来とか
ちゃんと考えないといけない
だけどできない
余裕ない
お金何に使ってんだろう
余裕ない
心もいっぱいいっぱい
普通じゃない
普通って何

悲しくなって
辛くなって
また暗いトンネルに入り込む

ずんずんずんずん

こうなったときの対策が分からない
情けない
どうしたらいいのか分からない
情けない
時間に身を任せるしかなくなる
何しても気が晴れないから
テレビ見たって
映画見たって
録画して楽しみにしてたやつも
ゲームも
楽器も
本も

自分の思考以外に集中できない

どうしようもない

だから時間に身を任せる

けど

辛い
情けない
しんどい

だけど、どうしようもない

助けてほしい

人間だもの

腑抜けも腑抜け。

とんだ腑抜けでございます。

 

いきなりすみません、yucaでございます。

 

いやあね、今日は本当に腑抜けた一日でございました。

一日中寝転んで自堕落に過ごしたんです。

まあ、それがどうしたってお話ですが、

今となって無駄にしたと言うかね、

ただ一日を消耗してしまったと言う罪悪感みたいなものに苛まれております。

 

お気づきな方もいるとは思いますが、

完全にうつ日記ですのでご注意を。

 

人間の身体ってのはよくできてまして、

お日様に当たるとセロトニンってのが分泌されて

それがどうもうつに良いらしいんですね。

それを知ってたんで療養に入ってから

どんなに小さい用事でもいいから

短時間でも外に出るようにしてたんです。

我ながら努力しておりました。

 

ところがですね、今日は全く外に出る気が起きない。

全く動こうと思えない。

まず起きた時間が既にやる気がないんですよ。

何時かと申しますと

 

11:30。

 

もうじきにヒルナンデスが始まってしまいます。

うわあ、やっちまったと思いましたね。

うつには規則正しい生活が良いってんで、

夜も0:00までに寝て、朝も遅くても9:30には起きるようにしてるんです。

それが2時間遅れちゃってるんだもの。

もうね、やる気減退ですよ。

 

 そこからとりあえず薬を飲まないといかんので、

小さいパンをお腹に入れて。

何をしようかなと考えましても、何も出てこない。

だってやる気ないんだもの。

 

運動でもしようかな?

いや、暑いからやめておこう。

散歩くらいなら・・・

いや、この日差しじゃ熱中症になっちゃうよ。

歩かなくてもいいから日に当たろうよ。

いや、焼けるの嫌だもの・・・

 

そんなのの繰り返し。

まあ、外には出ませんはな。

気づいたら16:00でした。

ミヤネ屋すら終わってましたよ。

何やってんだ自分。

 

しかも、何が嫌ってね、

今の時期ってうちの会社は休暇の時期なんですよ。

健康な人たちも長期で1週間くらい休めるんですね。

で、その休暇のキラキラした報告が!

SNSから!

どんどん!

溢れてくるの!

まあ、完全に妬みです。

妬みですよ本当に。

元気な人は何しててもいいと思うんだけどね、

やっぱそういうの見ちゃうと

比べちゃうし、

羨ましくなっちゃうし、

もうダメなんですわなあ。

 思っちゃダメだわと思うんだけど、

やっぱり脳内には

あんたら私の気も知らんで!と。

あちらさん達からしたら知ったことじゃないんだけど。

それも重々わかってんだけどね。

やっぱり妬んじゃうわけです。

 

そんなこんなで、反省・猛省・超ネガティブに突入。

 

ちょっとでも緩和しようと

ブログに吐き出してる次第です。

うつの気持ちを何かに残しておくと良いって言うしね。

もしかしたら同じようなこと思ってる人たちに

私だけじゃないんだ!と勇気付けられるかもしれないですし。

 

そうですよー!!!

ここにもいますよーー!!

勝手にやる気出なくて引きこもってたのに

周りの活動的な様子に嫉妬してる奴が!

だから、安心してくださいねー!

だから、私にも教えてくださいねー!

私もおんなじようなことありますって!

お互い勇気付けましょう!

 

無理矢理まとめましたが。

愚痴に愚痴ってみました。

たまには良いじゃない、人間だもの。

【読書】うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち / 田中圭一

こんにちは、yucaです。

この前も書いた気がしますが、
療養のために仕事をお休みしています。
いやー、ストレッサーから離れるとこんなに楽なのですね。
改めて自分が溜め込んでいたものを実感。
休む直前が本当に体がおかしくて、

  • 寝付くのに2〜3時間かかる
  • 寝ても朝になっても起きられない
  • 起きたとしても倦怠感が凄くて動けない
  • 職場にいる間と通勤中は胃が痛み続ける
  • 職場にいる間は常にイライラしている

と、こんな具合で。
これが3ヶ月くらい続いてました。
どう考えてもおかしい 笑
休みに入ってからは睡眠が多いくらいで、
他の症状は良くなってます。

そんな感じで今日もうつ関連のお話。
先日の"死ぬくらいなら会社辞めればができない理由"の前に読みました、
こちらの本のことをまとめようと思います。

内容はなかなかうつを細かく扱っていて、
読み応えがなかなかございます。
ただ、漫画になっているので読みやすいはず。
往年の名作家のタッチを真似ている画風なので、
それが気にならなければコミカルです。

私が印象的だったのは、
うつには理屈で対処ができるはず、という部分です。
うつのトンネルに入ってしまったとしても、
何かしら外部的な客観視できる理由があって、
それさえわかれば、
自分の体調の傾向がわかるし、
対策はできなくとも先の見えない不安になることはありません。
確かに!と目から鱗でした。
ただただ悲しくなって、
ただただ辛くなって、
目の前の暗闇を引っ掻き回っているような感覚なんですよね。
私のうつトンネルはどこから来るのか考えてみると、
雨の日に入り込んでしまうことが多いことに気がつきました。
要するに気圧に弱いんです、私。
それ以来、天気予報を見て次の日の気圧を気にするようになりました。
まあ、相手が天気という自分の力ではどうしようもないものなんで
「明日は気圧が不安定なのね、体調崩れそうだなあ」とか
心の準備をしておくくらいしかできないですが、
それでもずいぶんと楽になりました。
先が見えるって大切なことだなあ。

先が見えるって言うことにつながりますが、
何よりも安心したのは
今の自分と同じような経験をした方がいて、
それぞれのペースをきっかけでなおっているということ。
治っているというよりは
トンネルを抜け出していると言う方がしっくり来るか。
私も私のペース、きっかけが転がってないかなあと
日々過ごしております。
ペースやきっかけなんて見つかるのかと
不安になってくるのも事実なんですけどね。
まあ、それも追い追いだと言い聞かせております。

この本は周りにうつの方がいる方よりも
うつで苦しんでいる当事者の方が読んだらいいのではと思います。
ももう一度読み直してみよう。

すききらい

こんにちは、yucaです。

タブレットを購入しました!
ついでにBluetoothのキーボードも購入しました!
打ちやすーい!
書きやすーい!
なにこれ!
と言うことで今後は更新頻度も上がるはず?笑

そして、今日のお話なんですけども。
読者に登録させていただいてる、
とあるブログさんがあるんですけどね、
ふと読んでいて思ってたんです。

その方はV6ファンなのだけど、
とにかく愛が真っ直ぐだなあって。
他のブログさんもジャニーズだったり、
オフィスキューのこと書いてるものを読むのが多いんだけど、
みなさん真っ直ぐに見て、
愛して、
そして思い思いに書いてらっしゃる。

私はと言うと、
好きなものがたくさんありすぎて、
まとまらなくって、
結果視点も定まらないって言う。
更に照れ屋な性分も相まって、
照れ隠しでちょっと斜めから見ちゃったり。
大好きで真っ直ぐに書きたいんですけどね。
どこか斜めに貶しちゃうんですよね。
それも愛のうちなんですが。

で、真っ直ぐなブログを読むと
いっつも私は何が好きで
何が嫌いなのかなあって考えるんです。



好きなものと、嫌いなもの。



音楽が好き。
歌が好き。
楽器が好き。
でも練習が嫌い。
面倒なことが基本嫌い。
だけど、バンドをするのは好き。

ジャニーズが好き。
V6が好き。
SMAPが好き。
関ジャニ∞が好き。
TEAM NACSが好き。
楽しい人たちが好き。
楽しそうな人たちが好き。
楽しい人たちに囲まれるのも好き。
でも、ベタベタするのは嫌い。
距離感近すぎるのは嫌い。
だけど、信頼する人と深い関係になるのは好き。

美人が好き。
かっこいい人が好き。
だけど、自分可愛いの分かってる人は嫌い。
妬んでる自分も嫌い。
でも、やっぱり綺麗なものを見るのは好き。

文章書くのが好き。
絵を描くのが好き。
歌うのが好き。
表現が好き。
でも、表現を自由にできない状況が嫌い。
自由にやれるのが好き。

最近好きなもの。
安田顕さんの文章が好き。
7月9日 日曜日 - CUE DIARY | CREATIVE OFFICE CUE Official website
岡田将生さんの闇を感じるところが好き。
ギターを弾いて歌ってるのが好き。

好きなものが思ってるよりすんなり出て来て良かった。
好きなものがたくさんあるうちは
たぶん幸せに過ごせてるんだろうなあと思う。
というか、幸せなことを確認できたかな。
病気療養に入ったので良かった。
私は、まだちゃんと治る。

【読書】「死ぬくらいなら会社辞めれば」が出来ない理由 / 汐街コナ

こんにちは、yucaです。

いきなり本題ですが、
今この本を読んでます。

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

文字数が多くなく、
大半が漫画なので読み進めやすいです。
読書が苦手な人にも良いと思う。

内容も分かりやすい且つリアル。
経験してる人なら誰もが
あー!あるある!
わかるなあ、私だけじゃないんだ…
という心境になると思います。

心の風邪で苦しんでる方はもちろん、
身の回りにそうした方がいる方、
部下を持つ身の方、
なんて方にも読んで頂きたいですね。


以前、お世話になった方の口癖で
死にやしねえ
と言うものがありました。
受け売りで私も大事にしてる言葉なんですが、
この本を読んでやっと本当の意味が分かってきたように思います。
どの主語を付けるかなんですよね、きっと。
言われた時は

人はそう簡単に死にやしねえから、
もう少し踏ん張れよ、
やれるところまで頑張れよ

と。そう受け取ってました。
でも、多分違う。
もし、そうならこの言葉は凶器です。
本当は優しい自分を包んでくれる言葉。


私が死にやしないのではなく、


周りの人間はそう簡単に死にやしない。


だから、周りに助けてもらえ。
だから、無理なことはきちんと白旗上げろ。

そういう言葉なんだろうと思うんです。

似たようなことをこの本でも書かれていました。
私がいなきゃやらなきゃ、と思うけど、
誰かがいなくても仕事は回るものだし、
もし回らないならその会社は問題あり。
無理をして体調を崩しても
その対価を会社が払ってくれるわけもなく、
自分でどうにかしなきゃならないんだから、
まずは自分の身を案じて、自分も守ろう。

つくづく、私はまだ判断できる状態で休めてよかった。
仕事上の判断ミスはすごいしてたんだけど、
少なくとも休んで自分を守るって
判断はできたので…
病気になってから、
すごく臆病になったんです。
でも裏返せば慎重になったと言うことで。
今でも無理はします。
やっぱりそう言う性格なんだと思います。
そんな中でもブレーキをかけられるようになりました。
あ、これ以上やったら私はダメ、とか
ここまでで精一杯だ、とか。
手は抜きません。
手は抜かないけど、一線を引いて自分の身を守れる。

最近、自分は頑張れてないんじゃないか
と鬱ぎ込むことも多かったんですが、
この本を読んで身を守れてるんだなと
感じたので少し立ち直りました。
会社はなんとも言えないけど、
幸いにも家族は理解してくれているので。
マイペースに、
自分の身を一番大切にして進もうと思います。


周りに苦しんでる方がいたら、
ぜひ一読ください。

【観劇】君が人生の時/新国立劇場 中劇場

こんにちは、yucaです。

坂本くん主演の『君が人生の時』観て参りました。
徒然に感想をば。
ただただ書き連ねてます。
考察だったり、
ライターのように上手く書いてらっしゃる方のそれとは
本当に天と地の差でございます。
ご了承くださいませ。
また、役名もあやふやだったりします。
これも本当にごめんなさい。
この作品を通して伝えたいのは…とはまとめられなかった 笑

その前にあらすじなどを以下から。
君が人生の時 | 新国立劇場 演劇





ここからはネタバレあるかも。
ご注意下さいませ。
ちなみに個人的には前情報なしで観た方が良いと思います。







日常の一幕から垣間見る時代の変化

基本的に何も起きません。
とある港町のとある1日を切り取ったような感じ。
定点カメラ置いといて撮影したみたいな。
本当に日常。
撮れ高あんまないっすね〜ってなるような日常。
何も起こらない中、終盤に起こる事件。
ガラリと日常が変わる。
でも、事件もとある出来事でピタッと終息し、
人々はみんな日常に帰っていく…

この後、歴史は大きく動く。
その影はどことなく感じる。
大きくなる不安。
でも、何も起こらない、純粋に日常。
だから怖い。
どこか、怖い。

ところどころ現代劇に見えたんですよね。
夢を追い求めるところ、
自分は何者なのか問うところ。
ずっと登場人物の誰かしらは問うてたなあ。
結局何者なのか、
何を成し遂げるのか、
そんなところまで考える内容。
仕事を探してたり、
自分の信念を貫く行動をしてたり、
いろんな形、いろんな術で
登場人物は自分と向き合い続けてた。
そんなところが今の時代となんとなく被る。
自分への不満、
自分を取り巻く環境への不満と不安、
政治への不安、
時代への不安。
その結果、混沌。
時代の境目には起こることなんでしょうか。
今もどことなく、世界が変わりゆく、
そんな空気の流れを感じますよね。
頭のいい学者先生のように
専門用語で言語化はできないのだけど。
変わりゆくものへの不安。
自分がどうなるか見通しが効かないことへの不安。
だから、自分は何なのか?
だから、自分の居場所はどこなのか?
それを問い続ける人たち。
今の時代もたくさんいますよね。
かく言う私も最近ずっと悩んでるし。

でも。この後。
大戦が始まってるんだよなあ。
ぞぞぞぞ。
今がそうならないことを願う。


どうしてみんなモメるんだろう?

劇中で一番印象に残った台詞で、
上記の台詞があります。
警官が言います。

良い時代なのにどうしてモメるんだろう?

と。
この台詞、私的この作品の主題です。

これ、今の時代にも言えることな気がする。
この台詞も現代劇に見える一因でしょうね。
でも、良い時代の定義って何だ?
とも思うわけですよ。
実際、劇の時代はこの後に大戦が起きてしまう。
それは良い時代?
私達から見たら明らかに答えはNo。
だけど、私達の時代にも言えることなわけで。
たぶん、今幼い子供達が大人になった時に
私達が見てる今が良いとは限らないし、
もっともっと未来から見たら余計にです。更にです。
きっとそれを繰り返して人間は進化していくんでしょう。
それが本当に進んでいるかどうかは別として。

劇中では何人もの登場人物が理想を話す場があります。
キティは大女優になって送る豊かな暮らしに憧れていたし、
トムはキティと夫婦になって幸せを築きたがってたし、
コメディアンはみんなを笑わせたがってた。
マッカーシーも、警官も、ブリックだって。
みんな、
良い時代、
良い暮らし、
幸せな人生を求めてる。
形はどうであれ。
それぞれの形が少しづつ違うのは当然なんだけど、
それが原因でモメ事が起こってしまうんだよね。

何もないことを切り取った作品の中で、
この違いを使って上手いこと動きが出来てた。
味わい深い混沌を作り出していた。
いろんな人のいろんな人生が切り取られて、
1つのモザイク画を作っているような、
混沌としていて個々が混ざり合ってる。
劇の後もそれぞれの人生は続いてくんだろう。
リアルに感じた。

今とズレた時代を扱った作品て、
登場人物の人生を思う一方で
どこかファンタジーチックに思って終わっちゃう。
だけど、今作はすごくリアルに"その後"を感じた。
背後に大戦があるからかもしれないけど、
なんとなく今と似てるっていうことが大きいんだろうなと思います。


ジョーの存在〜坂本昌行さんの佇まい

結論、ジョーは誰でもあって誰でもない。
そう思ったんですね。
では、ジョーの人生はどうなんだろう。
そもそも続いたのかな。

彼だけ、現実感がなかったんです。
例えるなら世にも奇妙な物語タモリさんみたいで。
他とはどこか浮いた、
切り取られた存在のような感じ。
ジョーは何を背負ってたんだろう。

ジョーの去り際の背中には、
郷愁
哀愁
どこかセピア色の空気が広がって見えました。
どうか彼も幸せを見つけますように、
と願わずにはいられなかった。
そんなラストでした。

だけど、さっきも話した通り、
どこかストーリーテラーのように見えて、
そこに存在しているんだけど、
決定的に何かが他の登場人物とは違った。
どこだろう。

ジョーは、自分のことは話さなかった。

詳しいことは一切。

生い立ち、仕事、夢。一切。

登場人物は誰一人としてジョーが何者なのか知らない。
だけど、不思議な信頼感と安心感でそこに存在してる。
自然と周囲は認めている。

誰かがTwitterで仰っていたのだけど、
演出家と俳優によって、
ジョーという役はかなり変わると思う。
一切自分のことを明かさないから、
どうにでも書けるんですよね。
今作のジョーは演出家と坂本くんが生み出した、
完全オリジナルのジョーなのだと思う。

確かにあのジョー
坂本くんの声、仕草、佇まい
細かいディテールはもちろんなんだけど、
スタイルだとか顔の生まれ持ったものからも成り立ってた。
あれは、坂本くんのジョー
坂本くんの物になってました。

岡田くんかなあ、前に言ってたのだけど、
アイドルであることで、
演技をするときに遠慮をする
というか、そんな趣旨のことを。
アイドルって世間からの見方も特殊だし、
ファンの存在そのものも特殊だから、
どう見てもフィルターかかってしまうのですよね。
世間は"どうせアイドル"って。
ファンは自担可愛さで。

そう言った特殊なフィルターなしで観た人も
坂本昌行という俳優が純粋に映ったんじゃないかなあ。
今作は坂本くんの代表作になって良いと思う。
ミュージカルスター マサさんの代表作は昨年のMfTだけど。
俳優としてのキャリア、
俳優としてのビジョンがぐんと広がったんじゃないでしょうか。
演劇ファンの方に今作の坂本くん観ていただきたいな。





と、まあ長々と徒然に書かせていただきました。
完全走り書きなので立派なものではないですが。
純粋に俳優としての坂本くんを観たと言っておきながら、
最後は坂本くんについて語って終わってるあたり、
やはり私はアイドルのファンなのでしょう(苦笑)
演劇の世界に生きる人の劇評を読んでみようかなあ。
良いものがあったら是非教えてください。
俳優 坂本昌行がどう見えたのか知りたい。

そしてそして、個人的には坂本くんだけでなく、
木場勝己さんを拝見できたことが嬉しかったです。
こちらのブログで言及したことはないけど、
TEAM NACSもすごく好きでして、
安田顕さんが出演されてた『小さな巨人』を見てたんですね。
それに木場さんも出てらして。
主人公 香坂さんのお父様役でキーパーソンでした。
とても重厚感溢れる役だったので、
今作では全く違う一面を見れて良かった。
どちらかと言えばコメディリリーフでしたからね。
必要以上に今作が重たーく暗ーくならなかったのは、
木場さんの力によるものが大きかったはずです。
登場は比較的後半なんですが、
一人でどれだけ場内を沸かしてらしたろう。
出てきた瞬間に木場さんのターンでした。
良い俳優さんってこういうことですね。


さて、本当に長くなってしまった。
次の観劇は来月のOOPARTSです。
初なので楽しみ。
それまでの間も身体のこととか徒然に書いていきます。
どうぞ、お付き合いください。