お気に召すまま

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【考察】三宅健という人

こんにちは、ユカです。
ちょっと今日は題名の通り1人にスポットを当てて記事を書こうと思います。

きっかけは、立て続けに見たこんなネットニュースです。

V6・三宅健の手話能力と、勉強のキッカケに称賛の声相次ぐ。パラリンピック特番の活躍で「綺麗で解りやすい」「びっくり」 (E-TALENTBANK) - Yahoo!ニュース
V6・三宅健の手話に称賛の声 NHK・Eテレのパラリンピック番組で連日披露 (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

少し前にリオの現地で取材してる風間俊介さんを話題にした記事もいくつか見たんですが、ここのところは我らがV6の太陽さんが紹介されてることが多くなってきました。
うちの両親も、『みんなで応援!リオパラリンピック』を見て、"えっ、健ちゃんってこんなことできるの?全然アウトじゃないじゃん、ちゃんとしてる!"と言っておりました。とにかくびっくりしたみたいですね。

数年前にアウト・デラックスに出て、その自由奔放な部分がクローズアップされて以来、一般的にはそのイメージが強くなった健ちゃん。その一面もやはり健ちゃんを語るにあたって不可欠ではあるんだけど、それだけではないんだよ!と声を大にして言いたい。
おそらく、彼はV6で一番自由と同時に繊細で不器用な方です。


アウトな一面〜少年のような奔放さ
アウト・デラックスやほんまでっか!?TVでクローズアップされたの正にこの部分で、確かに三宅健を構成する要素でとても大切な部分です。ただ、上記2番組に出てた時は本人も求められているから少し誇張されていたように思います。まあ、バラエティ番組だなんてそんなものですけどね。
誇張されてたのは下記の通り。

  • メンバーの膝の上に乗る
  • 時間を守れない
  • 怒られてるのに笑ってしまう

などなど本当に子どもらしいというか、言い方を悪くすると成長してない部分が随分とフォーカスされていました。ファンから言わせるとね、確かにこれも健ちゃんであり、健ちゃんの良さでもあるのですよ。メンバーの膝に乗るなんてずっとネタにされていたし、20周年ライブでも健ちゃんのメンバーとの距離感のおかしさも取り上げられていました。そもそも、その自由さに剛くんは
人として信用できない
だとかのたもうてしますし、
10周年ライブのMCで健ちゃんが見事に暴走してグダグダになったときも

お前、ちゃんと綱握っておけよ!(イノッチ)
自分で食いちぎって行っちゃった(剛くん)

なんてやりとりがありました。
私、このやりとりが結構好きで、V6における自由な三宅健を象徴したやり取りな気がするのです。それと同時に剛健コンビの在り方も表してると思います。見守ってるようで、超放任主義でも、やっぱり相方は剛くん。綱握っておけと言われて、否定するかと思いきや、肯定するだけでなく食いちぎるっていうネタまで付けちゃう剛くんのツンデレっぷりに、綱を食いちぎる何て言われてる健ちゃんの奔放さ。お互いに相方はやはり剛健しかないのでしょう。ああ、剛健尊い…
学校へ行こう!を見てもやっぱり奔放な少年像ってのが強いんですよね。と、同時に思うのが彼が奔放さを炸裂場面ってメンバーといる時が殆どなのです。安心して、自分をさらけ出せる場で彼の少年のような奔放さが現れる。
では、話題になった番組に出ていた時の奔放さは…?恐らく、彼の素にある部分を求められて彼自身が誇張して出したのではないのでしょうか。"見られること"に対して、並々ならぬプロ意識を持つ健ちゃんのサービス精神が見せたものだと思うのです。


アイドルとして見られること〜高いプロ意識
プロ意識の高さや職人肌は、V6全員共通して言えることですが、アイドルして見られることに関しては健ちゃんがずば抜けています。
女子力が高いとよく言われる健ちゃん。それは肌のお手入れのこだわりや、シャンプーなんかもオーガニックのものを使っていたりして、とてもアラフォーの男性とは思えない美貌を保っています(女性に対しても、夜メイク落とさない人は許せないとか。女子力高すぎ!)。岡田くんとか、かっこいいけどどんどん男っぽくなってますからね。健ちゃんはデビュー当時の中性的な印象を保ってます。それも見られる仕事ゆえのプロ意識から来てるんじゃないかと思います。
また見た目だけでなく、内側のプロ意識も素晴らしくて、誰よりもアイドルであることに誇りと自信を持っていらっしゃいますよね。また岡田くんとのエピソードになりますが、彼が俳優の仕事に心が傾いていた頃(本人たち曰く反抗期)に、健ちゃんが

アイドルであることに誇りを持ってほしい、
恥ずかしく思わないでほしい

正しくはわかりませんが、こんなニュアンスのことを伝えたそうです。この発言、生半可にやってる人には言えないことだと思うんです。これ、ファンの間では有名な話で、岡田くんのエピソードとして語られることが多いんですが、私は健ちゃんのプロ意識の高さを感じるエピソードとしてすごい好きです。
アイドルとしての誇りを持っている、ということは応援してくれている人たちへの愛も惜しみないということです。20周年記念ライブのDVDの中で、

色紙の裏面まで書くの始めたのは俺だから!

と誇らしげに話す健ちゃんの姿が見れます。表面だけでは足りない、書けるところには全て書いちゃえ!と言う発想がとても彼らしい。そして、V6ライブの最後のお約束と言えば健ちゃんの投げキッス。いつも最後まで舞台に残って、去り際にファンへ投げキッスを送って去っていくんです。この瞬間が本当に好きです私。そのまま去るだけではもの寂しい。少しでも素敵な思い出、素敵な時間の記憶をプレゼント!という健ちゃんのサービス精神が現れてる行為だと思うんです。男性としては、どこか気恥ずかしくてなかなかやれないこと(剛くんとか絶対にやらない)も、ファンのためにやってしまう。それだけ、ファンを大切にしていて愛している。
アイドルであること、自分たちを応援してくれているファンという存在、それにこれだけの誇りを持っている人は同じジャニーズでもなかなかいないでしょう。彼のソロ曲に"悲しいほどにア・イ・ド・ル"なんて歌までありますから。自分の存在でアイドルというものが何かを示してる、というのは言い過ぎでしょうか。


不器用な一面①〜距離感
自分をパブリック向けのキャラクター、アイドルとしてのキャラクター、メンバー間でのキャラクターとを演じ分けることができるあたり、とても器用な印象を受けます。しかし、本当にそうでしょうか。私は彼が不器用にしか思えないんです。
彼のメンバーへの信頼や距離感の近さがよく分かる話として、ボディタッチの境目が挙げられます。健ちゃんのメンバーへのボディタッチの多さは有名な話です。音楽番組でパフォーマンス中もメンバーとじゃれ合ってる姿もよく見ます。膝の上に乗るエピソードと相まって距離感音痴とも言われています。それほど、健ちゃんとメンバーとの物理的な距離感はとっても近いです(言わずもがな精神的なものも)。
ところが、彼はメンバー以外には触られたくないしある程度距離感を保っていたいと言います。最近の例で言うと、2015年の年末に放送されたFNS歌謡祭での一幕。V6の20周年を記念して、彼らの人気曲を後輩グループとV6がコラボしてメドレーを歌っていくコーナーで番組は始まりました。そんなメドレーの中盤、NEWSの4人と名曲"愛なんだ"を歌う中でその一幕が見られました。後輩とコラボ、ということで肩を組んだりじゃれ合いながら歌うことは何も不思議ではないと思います。NEWSとも肩を組んだり、メンバー同士の間に入れてあげたりしてみなさん歌っていらっしゃいました。そんな中、健ちゃんは小山慶一郎くんと並んで歌っていました。小山くんは嬉しそうに肩を組んで歌っていましたが健くんを見ると…これがすげえ嫌そうな顔、しかも超肩をすくめてる 笑 これを見て、ああ本当に嫌なのねと感じたものです。
また、今年の春に滝沢歌舞伎に出演した健ちゃん。滝沢歌舞伎には、普段V6としては接することがないジャニーズJr.も多く出演してます。その中で、今でも健ちゃんの話題に上がる1人のJr.がいます。
Snow Manの佐久間大介くんです。
彼、本当に健ちゃんに懐いているようでエピソードがいろいろ出てきます。詳しくはこちらで紹介されています。
滝沢歌舞伎ロスを乗り越える②-Johnny’s webから見る滝沢歌舞伎メンバーの人間関係。三宅健君は佐久間君の愛情にどう反応したのか?タッキーの健君を守り抜く覚悟のこと - J組がむしゃらら
三宅健と佐久間大介の関係性がおもしろい件【1】 〜「三宅健のラヂオ」にSnow Manがやってきた 編〜 - ループ ザ ループ。
こちらの筆者さんも仰ってますが、付き合いたての彼女のような熱量ですね佐久間くん。そして自分でもう彼女とか言ってしまってる 笑 しかも、最終的にはお兄ちゃん取ろうとするとか、なんなんだこの子!面白いぞ!
とりあえず佐久間くん自身は置いておいて…佐久間くんの異常な愛に対して健くんは、確かに返答はしているんだけど、ツンデレな反応を示しています。

  • 後で楽屋に行きますに対して『もう来なくていいよ』
  • 佐久間くんが年齢を言ってる途中で『お前はいいよ』
  • たくさん絡んでるじゃないかと言われて『お前が勝手に絡んでるんだよ』
  • V6メンバーに佐久間くんのことを言われて、『いや、ちゃんと距離を取ってる』

などなど…
普段剛くんが健ちゃんに対して示す反応と似ている気がします。舞台も観に行ってあげてるようなところを見る限り、恐らく可愛がっていて、可愛いんだけど、その相手が余りに熱量があるので敢えて突き放してるといったところでしょう。愛情の裏返しというかね。基本的に素直で感情をすぐ表すような印象があるようで、メンバー以外には途端に距離を取ろうとする健ちゃん。そんな部分に不器用さを感じざるを得ないのです。
しかし、V6で絡みづらいと言われる三宅健に、絡みづらいと言われる佐久間くん…恐ろしや…
他にも、イノッチとお仕事関係の方々と食事に行ったときに、イノッチは持ち前のコミュニケーション能力でその場で連絡先交換したんだけど、健ちゃんはできなくって、イノッチが後日『健が連絡先知りたがってます』と伝言した、なんて話もあるんです。不器用なくらいに、メンバー以外との距離感は測る方です。


不器用な一面②〜思慮深さ
他人との距離を取りたがる健ちゃんですが、一方的に距離を置くわけではなく、↑最後のエピソードでも取れるように、相手の観察や配慮を忘れないで距離を測れる方だと思います。例えば、ベテランの芸能人の方々とのエピソードを見ていきましょう。よく語られるところから挙げていくと

  • 泉ピン子さんに『よう、ピン子じゃん!』
  • タモリさんに話を振られて『え?』と答えてSMAPの木村さんに怒られる
  • 明石家さんまさんを目の前に『やっぱりさんまは生に限るな!』
  • 笑福亭鶴瓶師匠とは『ご飯行こう!』と言う間柄

聞いていてヒヤヒヤする話ばかりです 笑
ところが、健ちゃんはベテランの皆さんに煙たがられることはなく、むしろ好かれています。ご友人にもご年配の方が多いそう。不器用ではあるけれど、相手のことをきちんと見極めて思慮深く接せられるのだと思います。似たようなエピソード多く持つ方が、HKT48指原莉乃さんです。彼女は著書の中で

すごく偉い人にはタメ口で話す
少し偉い人には敬語で話す

と話しています。これ、理由としてはすごく偉い人はタメ口で話すくらい気にしないで、むしろ面白い奴だな、と思ってくれる人が多いからということなんですが、ただの無礼者がやったら大火傷するはずです。指原さんも思慮深い方なんだろうと思います。ただ、健ちゃんの場合はここまで深いこと考えておらず、信頼関係ができたからタメ口ということな気がします。相手を尊重して、懐にすっと入っていくから、相手の方も気を許して信頼してくれる。年齢・地位関係なく1人の人間として接しているから、信頼できる=仲良くなれた!ということでタメ口に。子供が築く人間関係に似ていますね。その純粋さを持ったまま、相手を尊重できる。でも、器用なんではなく、不器用だからこそ子供な部分を捨てていないで成長してきたんでしょう。だけど、それを魅力にしているのは健ちゃんの凄いところ。


"きちんとした"大人の一面〜時には神経質
ご年配の方々を魅了しているのはそういった部分だけでなく、彼の趣味もあります。奇抜なファッションが好きだったり、女子力が高い一方で、年賀状を手書きで書いたり、相撲や落語を見るのが趣味など日本の伝統的な文化を大切にしている健くん。また、環境問題やエコに関心があり、ゴミの分別について語っていたこともあります。そういったことの文化的な知識や時事的な知識があることも、人生の先輩方と対等に渡り合える所以です。趣味だけではなく、性格にも古風で真面目な一面が見られます。

  • ハンカチとティッシュを持っていないと女子とは認めない
  • 女性が汚い言葉を使うのが許せない
  • 酒、タバコの類は一切やらない
  • お風呂上りには水滴を拭く
  • クリスマスにはモミの木を飾る

挙げたらきりがないんですが、まあちゃんとしてるんです。芸能人でここまでちゃんとした生活を送れてる人ってすごくないですか?むしろ、ちゃんとしすぎて神経質なところも。潔癖だとも言われていますからね。繊細なところがあるからでしょう。
すごくないですか、これ、冒頭に書いた自由奔放な彼と全くの同一人物ですよ 笑


意外性の宝庫〜多面的な魅力
長々と三宅健という人について語ってまいりましたが、まあ色んな魅力をお持ちの方です。少しでも興味を持っていただけた方がいらっしゃったら何よりです。まとめますと、

  • 自由奔放、天真爛漫
  • アイドルとしてのプロ意識
  • 女子力
  • 思慮深く、不器用
  • 距離感を大切にする
  • きちんとした一面
  • 繊細・神経質・潔癖
  • 真面目でまっすぐ(手話のきっかけから、冒頭のリンク参照)

まだまだ出てきそう…!魅力と意外性が底知らずです。実際、今までの記事の中で最長の量を書いたのにも関わらず、どこか消化不良です。まあ、ネットの記事読んで衝動的に書いてしまった文章ですからね…ツッコミや他にもエピソードがございましたら、教えていただけると幸いです。知らないこと、どんどん知りたいです。


今回、アプリをやっと使いこなせまして、太字だとか引用を多用してみました。読みやすくなりましたかね?時間があれば過去の記事も編集したいな…
また、何個か記事をリンクさせていただきました。一応、読ませていただいて申請のことだとか特記がなかったので貼ってしまっております。著者様、何か不都合がございましたらお知らせください。勝手が分からず貼ってしまって申し訳ありません。

最後までお付き合いありがとうございました!
次回こそはV6の夫婦の舞台それぞれを記事書き上げたい…!