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【読書】「死ぬくらいなら会社辞めれば」が出来ない理由 / 汐街コナ

こんにちは、yucaです。

いきなり本題ですが、
今この本を読んでます。

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

文字数が多くなく、
大半が漫画なので読み進めやすいです。
読書が苦手な人にも良いと思う。

内容も分かりやすい且つリアル。
経験してる人なら誰もが
あー!あるある!
わかるなあ、私だけじゃないんだ…
という心境になると思います。

心の風邪で苦しんでる方はもちろん、
身の回りにそうした方がいる方、
部下を持つ身の方、
なんて方にも読んで頂きたいですね。


以前、お世話になった方の口癖で
死にやしねえ
と言うものがありました。
受け売りで私も大事にしてる言葉なんですが、
この本を読んでやっと本当の意味が分かってきたように思います。
どの主語を付けるかなんですよね、きっと。
言われた時は

人はそう簡単に死にやしねえから、
もう少し踏ん張れよ、
やれるところまで頑張れよ

と。そう受け取ってました。
でも、多分違う。
もし、そうならこの言葉は凶器です。
本当は優しい自分を包んでくれる言葉。


私が死にやしないのではなく、


周りの人間はそう簡単に死にやしない。


だから、周りに助けてもらえ。
だから、無理なことはきちんと白旗上げろ。

そういう言葉なんだろうと思うんです。

似たようなことをこの本でも書かれていました。
私がいなきゃやらなきゃ、と思うけど、
誰かがいなくても仕事は回るものだし、
もし回らないならその会社は問題あり。
無理をして体調を崩しても
その対価を会社が払ってくれるわけもなく、
自分でどうにかしなきゃならないんだから、
まずは自分の身を案じて、自分も守ろう。

つくづく、私はまだ判断できる状態で休めてよかった。
仕事上の判断ミスはすごいしてたんだけど、
少なくとも休んで自分を守るって
判断はできたので…
病気になってから、
すごく臆病になったんです。
でも裏返せば慎重になったと言うことで。
今でも無理はします。
やっぱりそう言う性格なんだと思います。
そんな中でもブレーキをかけられるようになりました。
あ、これ以上やったら私はダメ、とか
ここまでで精一杯だ、とか。
手は抜きません。
手は抜かないけど、一線を引いて自分の身を守れる。

最近、自分は頑張れてないんじゃないか
と鬱ぎ込むことも多かったんですが、
この本を読んで身を守れてるんだなと
感じたので少し立ち直りました。
会社はなんとも言えないけど、
幸いにも家族は理解してくれているので。
マイペースに、
自分の身を一番大切にして進もうと思います。


周りに苦しんでる方がいたら、
ぜひ一読ください。