【読書】うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち / 田中圭一
こんにちは、yucaです。
この前も書いた気がしますが、
療養のために仕事をお休みしています。
いやー、ストレッサーから離れるとこんなに楽なのですね。
改めて自分が溜め込んでいたものを実感。
休む直前が本当に体がおかしくて、
- 寝付くのに2〜3時間かかる
- 寝ても朝になっても起きられない
- 起きたとしても倦怠感が凄くて動けない
- 職場にいる間と通勤中は胃が痛み続ける
- 職場にいる間は常にイライラしている
と、こんな具合で。
これが3ヶ月くらい続いてました。
どう考えてもおかしい 笑
休みに入ってからは睡眠が多いくらいで、
他の症状は良くなってます。
そんな感じで今日もうつ関連のお話。
先日の"死ぬくらいなら会社辞めればができない理由"の前に読みました、
こちらの本のことをまとめようと思います。
- 作者: 田中圭一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/01/19
- メディア: 単行本
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内容はなかなかうつを細かく扱っていて、
読み応えがなかなかございます。
ただ、漫画になっているので読みやすいはず。
往年の名作家のタッチを真似ている画風なので、
それが気にならなければコミカルです。
私が印象的だったのは、
うつには理屈で対処ができるはず、という部分です。
うつのトンネルに入ってしまったとしても、
何かしら外部的な客観視できる理由があって、
それさえわかれば、
自分の体調の傾向がわかるし、
対策はできなくとも先の見えない不安になることはありません。
確かに!と目から鱗でした。
ただただ悲しくなって、
ただただ辛くなって、
目の前の暗闇を引っ掻き回っているような感覚なんですよね。
私のうつトンネルはどこから来るのか考えてみると、
雨の日に入り込んでしまうことが多いことに気がつきました。
要するに気圧に弱いんです、私。
それ以来、天気予報を見て次の日の気圧を気にするようになりました。
まあ、相手が天気という自分の力ではどうしようもないものなんで
「明日は気圧が不安定なのね、体調崩れそうだなあ」とか
心の準備をしておくくらいしかできないですが、
それでもずいぶんと楽になりました。
先が見えるって大切なことだなあ。
先が見えるって言うことにつながりますが、
何よりも安心したのは
今の自分と同じような経験をした方がいて、
それぞれのペースをきっかけでなおっているということ。
治っているというよりは
トンネルを抜け出していると言う方がしっくり来るか。
私も私のペース、きっかけが転がってないかなあと
日々過ごしております。
ペースやきっかけなんて見つかるのかと
不安になってくるのも事実なんですけどね。
まあ、それも追い追いだと言い聞かせております。
この本は周りにうつの方がいる方よりも
うつで苦しんでいる当事者の方が読んだらいいのではと思います。
私ももう一度読み直してみよう。