お気に召すまま

ジャニーズとNACSと、観劇と、自分の健康と

大人失格

こんにちは、yucaです。
久々に鬱な日記です。


人生における2度目の休職中。
治療をちゃんとしようということで、
忙しくてサボってたカウンセリングに
久々に行ってきました。
カウンセラーさんとも長く、
もう2年くらいのお付き合いです。


いろいろなことをざっくばらんに話しました。
本当に人生のこと考えたら
転職したほうがいいかもねーとか。
最近の体調のこととか。
いろいろと。


お付き合いも長いので、
基本的には信頼を置いてるんですが、
ちょっと気になることを言われて。

社会人に求められているのは
会社に行って、ただ8時間いることなのよ。
あなたの問題は、
大きなストレスと出会った時に
負けて休んでしまうこと。
これだと、社会人として求められてることに
答えられていないのよ、どうしても。


う、うーん??
まあ、分からんでもない。
8時間行けるだけですごいことだし、
それが求められてるのも分かってる。
でも、身体が言うこときいてくれないのに。

私は、基本的には貴方を健康だと思ってるの。
考え方にちょっとクセがあるってだけで。


…え?
健康な人が休めると思わないんだけどなあ。
ドクターストップもかからないと思うんだけど。
考え方にクセがあるのは自覚してます。
それでいろんなものが歪んで、
今まで来てしまってるから。
だけど、健康なのかこれは。


とりあえず、大人失格なのだなあ自分と。
周りからしたら
いやいやそれくらいでそこまで!
と思うのかもしれませんが、
今の私はそこまで行ってしまいます。


眠れないし、
胃がずっと痛むし、
身体動かなくなるし、
十分健康ではないと思うのだけどなあ。
うーん。
カウンセリング行くときって、
元気な時だからそう見られちゃうのかな。
てか、普通みんなそうだと思うんだけど。


外に行く
ましてや人とじっくり話す
ってすごくパワー使うじゃないですか。
そんなもん、調子悪かったらキャンセルするし。
カウンセラーさんやらお医者さんとか前にすると
多少元気を装うのって私だけ?
あ、今は大丈夫ですよ、大丈夫なんですけど、
全然ダメな時もあるんですよー。
あ、今は本当に大丈夫なんです。
みたいな感じ。
だから、なるべく経験した症状は
詳しく具体的に伝えるようにしてるのだけど。


うーん、とにかくもやもやしたんだけど、
議論する元気はないから
そのまま帰って来た感じです、はい。
それもダメなんだろーな。
あはは。
あと1ヶ月、大人失格な生活を送ります。


あーあ。

『子供の事情』大泉さんまとめ

こんにちは、yucaです。


『子供の事情』関連の記事2つ目です。
ひたすらに我らが大泉大先生について
語り尽くしてやろうと思います!
初めての生大泉さんがこの作品で良かった!
いきなりNACSだったらきっと
圧倒されっぱなしで記憶飛んだ!笑
では、例によってネタバレありです。
ご観劇予定の方は観劇後に共に語りましょう。


というか、大泉さん人気がすごいのか、
今作の人気がすごいのか・・・
前回の記事を上げてからのアクセス数がすごいことに・・・
普通のときの10倍は軽く越えてます。
ありがとうございます。
下手くそなまとめですみません・・・
魅力が伝わるように頑張ります。


そして、どうやらWOWOWの撮影が入るそうですね!
放送されるんだ…
素晴らしい…!
円盤化もみんなで要望出しましょう!
追加公演も決まったとのことで、
少しでも多くの方がこの作品に触れられるようになって良かったです。
お客様の声が届くってこういうことだ…
そして、声って本当に届くものなんだ…


話が逸れましたが、本題に入ります!
めちゃくちゃ長いです!!





いつも通り

登場から異様な雰囲気を醸し出す大先生演じるジョー
転校生です。
小学生にとって転校生って
存在そのものが事件な感じあるし、
本人もそれを逆手に取ってる感すごい。
私は正直、冒頭でこいつ
転校生デビュー目論んでるぞと思いました 笑


で、そのわざとミステリアスが
大泉さんすごい上手いんですよ 笑
ていうか、いつもの小芝居見てる感じ。
極々自然にやってました。
登場した時の安心感素晴らしい。
どうでしょう班探しちゃいますね 笑
その分かりやすいわざと感が
すごく小学生らしいんですよね。
いたいた、こういう謎の自己プロデュースするやつ!って 笑


それこそ、水曜どうでしょう
音尾さん巻き込んで5年1組コントしてましたけど、
あれを見てるような気分でした。
一緒にしたらいけないと思うんだけど 笑
あげパン強奪計画を真面目に企てたり、
席替えを政治道具にしてみたりって、
あのどうでしょうの橋の上で
『これ、先週給食費と一緒に盗られたやつだべや!』
『それ、栗生んじゃねえ?』
って真顔でやってる時と変わりないんじゃないかと。
あれをやっている時と同じくらい、
劇中の大泉さんは輝いておりました。


いやあ、こういうコントすれすれの作品って
やっぱり大泉さんは光りますね。
真面目すぎるとまたコントに見えてくるし、
コント過ぎてもやり過ぎちゃうし。
三谷作品との相性が本当にいいと思う。
もっと三谷作品出て欲しいし、
慎吾くんとか共演できてない三谷組とのやりとりも見たい。
また映画も撮ってくれないかなあ。

三谷さんは子猫だと思う

ここで申し上げておきたいのは、
子猫ってのはもちろん大泉さんファンを指す
子猫って意味でございます 笑
ジャニーズファンでいう担当ですね。
NACSでは子◯と表現します。
ちなみに私は子猫ではなく安田国民ですが、
大泉さんも好きです。
というか、NACS箱推しなのです。
ジャニーズでいうと、
坂本くん担だけどトニセン気になっちゃうし、
やっぱり6人みんな好きなんです。ってところか。


三谷さんの話に戻します。
大泉さんの起用の仕方に三谷さんからの愛を感じずにはいられませんでした。
よく香取慎吾くんや佐藤浩市さんが起用されているのを見て、
三谷さん好きなんだなあと思うんですが、
それに近いものをひしひしと感じました。
三谷さんがやりたいことをできる器用さを持ってますからね。


あんなに振れ幅が広いジョーを演じきっていた大泉さんはすごい。
転校生ということを利用し、
新しい自分になろうとしたジョー
ヒルな掴み所のないキャラクターで登場し、
瞬く間に他の人物の懐に入って、
頼りになるところを見せつける。
(と言うか、頼りにされるように画策する)
頼りになるんだけど、
100%優等生ではなくちょっと悪いやつ。
このちょっと悪いって言うのがミソで、
子供たちの間のカリスマ性としてよく描かれてるんだなあ。


個人的にどんどんジョーが周りを掌握していく様が
すごくすごく好きなお芝居でした。
まあ、大泉さんしゃべるんだわ。
三谷さんの作品で絶対出てくる、
捲し立てるような長台詞。
喋り続ける大泉さんを見て
脳裏に浮かぶは、どうでしょうでぼやきまくる大先生。
どうでしょうでは彼の捲し立てる正論なんて、
まかり通ったことないですが、
この作品のなかではどんどんいろんな人たちが落ちていく。
たぶん、大泉さんも気持ちよいだろうし、
私も見ていてなんか気持ち良かった 笑
もともと、こういう喋り続けるお芝居が好きだし、
喋り続けるなかに大泉さんの魅力は出てくると思っているので、
願ったりかなったりな演出でしたねえ。


さらに最早テレビではやられ尽くして
あまり見られなくなった天パいじりがもうひどい。
地毛で天パなのに、その上からかなり大きい天パのかつらを被る大泉さん。
ずるい。
ずるすぎる。
観客はもうその異常な頭に笑わずにはいられないですよ。
異常に頭でかいんだけど、
冷静に見ればわかるんだけど、
天パ感はすごい自然で、私の後ろの人はしばらくかつらだと気づいてなかった 笑
トーリー上でも何回か天パはいじられていて。
まあ、天パってあだ名をつけようとしたら
本当にいくつかしかないと思うんですよ。
その内ひとつをしつこいくらい使ってたなあ。
天パいじりも、三谷さんが世間に
「みなさん、ここのところ名優扱いしすぎて忘れてませんか。
こいつは天パのモジャモジャなんですよ」

と言っているように思えてならなかったです。


歌声も聴けた。
突然歌が始まってビックリしましたが、
大泉さんの本気の歌を聞けて嬉しくないファンはいません。
やっぱり上手いですね。
10歳の子供のはずなのに声量凄いわ、
ビブラートで声がよく響くわ。
あれはたまらなかった。
とにかく子猫ちゃんたちが喜ぶ大泉さんの使い方。
それを狙ってできるなんて、
三谷さんは絶対に子猫に違いない。

ジョーの内面

派手だった演出ばかり語ってしまいましたが、
ジョーという子もきちんと描かれていました。
それを演じきった大泉さん、
何度も言っちゃうけど素晴らしかった。
たまに出ちゃう素の部分は見えることによって、
10歳であることを忘れずに済んだし。
お稽古で相当詰めたんだろうなあ。


人身掌握術にたけていて、
カリスマ性で周囲を思い通りにしていったジョー
でも、徐々にほころびと言うか、
子供ゆえの甘さからボロが見え隠れしていきます。
実は本当のジョーは、全然違っていて
ヒルさ・悪さはベニヤ板並みの薄っぺらさ。
途中途中で観客は「あれ、こいつおかしいぞ」と思うんだけど、
決定的に舞台上も含めて全員に露になるのは終盤。
クラスで起きたある事件がきっかけで、
天海さん演じるアニキによって暴かれます。
暴かれるというより、メッキが剥がれるって言った方が近いかな。
メリメリっと一気に剥がれます。


「転校したら変われると思ったんだよ・・・!」
そう言いながらジョーは崩れ落ちます。
頑張ってジョーはなりたい自分を演じてたんですね。
ヒルなのも、
ミステリアスなのも、
ちょっと悪なのも、
全部憧れ。
なりたい自分になるための足掻き。
それまで、観客から見ても掴み所がなかったジョーも、
その瞬間に普通の10歳になります。
思い通りにならなくって、
一生懸命隠していたはずの自分がばれて、
大声で泣きだす姿は気弱な男の子そのものでした。


今まで早口で周りを巻き込んで
思い通りに操ってきたジョーが、
逆転されてアニキに捲し立てられる。
序盤にアニキを諭すために言ったセリフを、
そのままそっくり返されるジョー
もう教室はアニキのものです。
ここの立場逆転、天海さんも大泉さんも表情が素晴らしかった。
そして、この"持っていかれる感"もとっても
大泉さんらしくて愛おしかったんだよなあ。
そうだよね、この人がかっこいいまま絶対終わらないよねというか 笑

『俳優』大泉洋

これを見終わって大真面目に考えたのが、
この肩書きについてなんですね。


俳優。


今やこう呼ばれることに
全国的には違和感がなくなって来た大泉さん。
日本アカデミー賞も受賞して、
押しも押されぬ名優の仲間入りです。
でもでも、この状況って本当にすごいことだと思うんです。


確かに大学の演劇研究会出身で、
ルーツは演劇にあるけれど。
デビューのきっかけや、
ブレイクまでの道のり、
ホームである北海道での活躍
を見てみるとどう考えても演劇畑とは言い切れない気がするんです。
差別とかじゃなくてね。
大泉洋という人のことを語るときに、
演劇は欠かせないものであると同時に
そこまで割合を占めるものでもないのかな、
とも思うわけです。


評価され始めた様子を思い起こしてみると、
押しも押されぬタレントなわけです。
水曜どうでしょうという何やらめちゃくちゃな番組で、
めちゃめちゃ面白い天然パーマの男がいるぞ!
と全国的にじわじわとその名が轟いていった大泉さん。
私も当時はお笑い芸人だと思って見ていました。
本人も大泉エッセイのなかで
どうも俳優と呼ばれることに対しては、
違和感と言うよりも引け目を感じているような記述もありました。
(お笑い芸人と言われることにも遠慮がちでしたが)


そんな俳優であることに間違いはないんだけど、
どちらかと言えば邪道であった人(ごめんなさい)が、
ここまで振り幅の大きい役を演じきって、
俳優!!といわれて評価されている現状が
本当にすごいと思うんです。
さらに言えば、俳優として一定の評価を得ているのに
北海道では未だにたくさんのバラエティに出ていて、
ルーツを失っているわけでも
全く見せてないわけでもない。
だけど、今や日本アカデミー賞もいただいて、
NACS以外の舞台でこんないい役を演じて。
実力がある証拠です。


まとめると大泉さんってすげえ!!ってお話。
これからも、舞台の上だけでなく
いろんなところで広い振り幅を見ていきたいものです。
ファンであるこちらも付いていきます。





長々とありがとうございました。
思う存分大泉さんについて語りました・・・
身近にNACSファンがいないものでして。
ああ、俳優じゃない大泉さんみたくなってきた。
シェフ大泉夏野菜スペシャルでも見ようかな。

【観劇】子供の事情 / 新国立劇場 中劇場

こんにちは、yucaです。

観れて本当に良かったです!
三谷幸喜さんの作品は本当に大好き!
以下、ネタバレもありなので、
観劇予定の方はご注意ください。
というか読まない方が良いです。
是非とも前情報なしでご覧になってください!
あ、一言だけ。
大泉大先生の子猫ちゃんたちは何がなんでも
円盤化希望のお便りを出しましょう!







三谷幸喜の本領発揮

いやあ、本当に楽しい舞台でした。
劇場であれだけ大声で笑ったの初めて。
あんだけたくさんの大人たちが笑ってるのを同時に見たのも初めて。
概要で言うと、とある小学校の放課後の教室でしか話は動かない、
三谷幸喜さんお得意のシットコム
そして、これまた三谷さんお得意の台詞が多い会話劇。
テレビや映画で三谷作品を目にすることが圧倒的に多いけど、
三谷さんはやはり舞台の人なんだなあと感じました。
最後にあのセットにあんな効果があるなんて鳥肌でした。
あれは生の舞台作品でないと味わえない。
ものすごく奥行きが強調されたセットになっていたんですが、
それが最後にすーーーーっと奥に進んでいくんですね。
教室がどんどん遠くなっていく。
でも、教室の中はいつもの風景。
それが思い出に、記憶になっていく様がよく分かりました。
思わず小声で「おぉ・・・・」と言ってしまった 笑

カーテンコールも楽しくて!
劇中に歌われる歌があるんですが、それを少し歌詞を変えて。
歌い方、踊り方もキャラクターそれぞれでかわいいんです。
青木さやかさんが歌い出すんですが、
彼女は声がとても良いですね・・・
もともと大声でテレビを賑やかす方でしたが、
名女優に見事に変わっていくとは。
そんな彼女がいい声で笑顔で、
「早く帰れよ~!これで終わりだよ~!」
と歌うんです 笑
これも舞台でしかできない演出、伝わらない面白さ。
そのまま素直にスタンディングオベーションもないまま
終わってしまったのは残念でしたが・・・
普通の作品だったら3回はカーテンコールしてましたよ。
あの歌を歌って早々に終わらせたのも、
子供の頃の思い出のまま終わらせるためだったのかな・・・
カーテンコールって素に戻りますもんね。
そういう意味では納得の終わり方。
しかも楽しい三谷さんらしい終わり方だった。

まさかのミュージカル

そうそう、まさかのミュージカル的な演出だったのです。
いきなり歌い初めて本当にビックリした。
上記の歌が冒頭15分たったくらいのタイミングで
突然歌い出されるんですね。
それが転校生歓迎の演出なんだもん、ビックリさ。
その他にも何曲かありましたね。
天海さんの生歌聞けたのは感動です。
やっぱり宝塚ですからね。
歌での表現力がずば抜けてらっしゃった。
大泉先生ももちろん歌われましたよ!!
もうね、本気で 笑
そんな良い声の10歳さすがにいねえよってくらいの本意気。
2曲くらいソロあったかな。
そういう意味でも子猫ちゃんには必ず観ていただきたいのです。
円盤化運動を是非とも・・・!!


そうそう忘れてはいけないのが、
歌の伴奏がすべて生演奏で!!
舞台のセットの脇にあるピアノで演奏されていたのです。
演奏者はトニセンの「戸惑いの惑星」でピアノ演奏されていた、
荻野さんだったんです!!
あの冒頭でピアニカ吹きながら3人にお手紙渡してた方ですね。
パンフレット見てお名前を見つけて感動!
第4の壁を壊した演出で少し大泉先生と絡んでて嬉しかった!
今回もピアノ素敵でした!

三谷さんのお家芸 当て書き

そして、三谷さんお得意の当て書き。
それぞれのキャラが本当に生き生きしてた!
天海さんの頼れる兄貴間から垣間見える純粋さ・・・
大泉さんの周囲を自分のモノにしていく圧倒的なおしゃべり・・・
小池さんの生き生きしたいたずらっ子の表情・・・
全員が本当に素晴らしかったので
とてもじゃないですが書ききれません。
遅筆じゃなかったら、キャラについて語ってる記事書いてた。
ひとりひとりを活かす三谷さんの観察眼ももちろんすごいけど、
それに答えたキャラクターを作り上げる俳優陣もやはりすごい。
三谷さんってキャラクターだけじゃなくて
才能を見いだしますよね本当に・・・
ファンなのでどうしてもひいきしますけど、
大泉大先生を活かせる人って
NACSの面々以外だったら三谷さんが圧倒的にすごいと思う。
三谷作品の洋ちゃん本当に面白いもん。
これこれ~!!って思える洋ちゃんの使い方をしてくれる。
たまにすごくイケメンな使い方してもらってますけど、
やっぱり違和感ありますもんね(あれ)
次に洋ちゃんがこういう見られるチャンスは本公演かな。
今から楽しみでございます。
洋ちゃんに関してはまた別記事で語ります。
洋ちゃんのことまで話したらえらい長さになる。

子供は子供なりに社会を作ってる

さて、ここからはストーリーに対しての感想です。

  • 三谷さんの新作
  • 天海さんに洋ちゃん出演
  • なんか全員10歳やるらしい

この要素だけを最初インプットして思ったのが、
なに、また三谷さん大々的にお金かけてふざけちゃうの。
だったんですね。
たぶん、私だけじゃないと思う。
だってコントの匂いしか漂ってこないじゃないですか。
でも、実際見たら変わりました。
まぁ、ふざけてるんですよ、
三谷さんらしく笑える内容ではあったんですけど、
それだけじゃなかった。
子供は子供なりに大真面目に悩みながら生きていて、
子供が作り出す社会って確かにあったよねって。
確かに問題とか話してることは、
転校生、あげぱん、お楽しみ会、漢字テスト、席替え
のことで子供の事情なんですよ。
でも、それを大真面目に語って
大真面目に悩んで、
大真面目に話し合って、
って言う姿は大人の政治を見ているようでした。
子供は子供なりに社会を持っているんです。


そして、社会だからやっぱり純粋さだけでなく
シビアな部分もきちんと抱えていて。
それを小学生にとっては大事件の転校生を使って
うまく表現していたなあと思います。
三谷さんはかるーくこういう社会性を入れちゃうのがすごい。
転校生が来るという事件により、
いつも通りだった放課後の仲間たちに
少しづつ変化が現れ始めます。
そして、転校生本人はここにバッグボーンがないという優位性を使って
周りを次々に巻き込んでいく。
その過程で、子供のなかにも「自分は何者なのか?」という問題が浮かび始めます。


最後、ストーリーテラーだった林遣都くん演じるホジョリンが話します。

僕はこのあと転校してしまったから、
彼らの将来を語ることはできない。

でも、初の女性都知事は彼女ではなかったし、
彼の名もノーベル賞にはまだ連ねていない。

完璧にこうではないけど。
ネタバレも最小限にしたいからちょっと変えてます。
でも、すごくこの台詞がこの作品を物語っているような気がして。
子供の頃ってみんなが特別で、
みんなにポジションというか見えない役割ってありませんでした?
そして、その役割をこの先の人生も担っていくんだろうという、
今思えば決めつけでしかない感覚ってあったと思うんです。
どうして、その感覚があったのか考えてみると、
やっぱり子供なりに子供の社会で生きていたからなんですよ。
規模は小さいけれど、大人と変わらない社会があった。
小さいからこそ濃密で、みんなが特別だった。
Everyone is something special.
でも、大人になるにつれて、
世界が広がっていくにつれて
そのspecialが薄まってきてしまう。
「自分は何者なのか?」
それを見つける場が社会で、
見つける過程が人生なのかな、とこの作品を見て感じました。
大人も子供も、生きていることは同じ。
人生の本質は変わらないのでしょう。
大人の事情と同じように、子供にだって事情があるものです。




なんか壮大になっちゃいましたが、
極々能天気に見れた作品でした。
珍しくちゃんと考察できたな・・・
さて、洋ちゃんに関しては語り尽くせてないので
また別の記事を作ります。
本当に洋ちゃん良かった!!


では、長くなりましたがまた!

ぐるぐる

うつトンネルに突入して
渦巻いてるものを羅列しただけです
気分を害される方もいると思います
ご注意ください
カウンセリング用に記録します





自信ない
自立ってなに
情けない
ひとりで生活できない
情けない
悲しい
自立してない
ちゃんとできない
ちゃんとしなくちゃいけない
保険とか
貯金とか
将来とか
ちゃんと考えないといけない
だけどできない
余裕ない
お金何に使ってんだろう
余裕ない
心もいっぱいいっぱい
普通じゃない
普通って何

悲しくなって
辛くなって
また暗いトンネルに入り込む

ずんずんずんずん

こうなったときの対策が分からない
情けない
どうしたらいいのか分からない
情けない
時間に身を任せるしかなくなる
何しても気が晴れないから
テレビ見たって
映画見たって
録画して楽しみにしてたやつも
ゲームも
楽器も
本も

自分の思考以外に集中できない

どうしようもない

だから時間に身を任せる

けど

辛い
情けない
しんどい

だけど、どうしようもない

助けてほしい

人間だもの

腑抜けも腑抜け。

とんだ腑抜けでございます。

 

いきなりすみません、yucaでございます。

 

いやあね、今日は本当に腑抜けた一日でございました。

一日中寝転んで自堕落に過ごしたんです。

まあ、それがどうしたってお話ですが、

今となって無駄にしたと言うかね、

ただ一日を消耗してしまったと言う罪悪感みたいなものに苛まれております。

 

お気づきな方もいるとは思いますが、

完全にうつ日記ですのでご注意を。

 

人間の身体ってのはよくできてまして、

お日様に当たるとセロトニンってのが分泌されて

それがどうもうつに良いらしいんですね。

それを知ってたんで療養に入ってから

どんなに小さい用事でもいいから

短時間でも外に出るようにしてたんです。

我ながら努力しておりました。

 

ところがですね、今日は全く外に出る気が起きない。

全く動こうと思えない。

まず起きた時間が既にやる気がないんですよ。

何時かと申しますと

 

11:30。

 

もうじきにヒルナンデスが始まってしまいます。

うわあ、やっちまったと思いましたね。

うつには規則正しい生活が良いってんで、

夜も0:00までに寝て、朝も遅くても9:30には起きるようにしてるんです。

それが2時間遅れちゃってるんだもの。

もうね、やる気減退ですよ。

 

 そこからとりあえず薬を飲まないといかんので、

小さいパンをお腹に入れて。

何をしようかなと考えましても、何も出てこない。

だってやる気ないんだもの。

 

運動でもしようかな?

いや、暑いからやめておこう。

散歩くらいなら・・・

いや、この日差しじゃ熱中症になっちゃうよ。

歩かなくてもいいから日に当たろうよ。

いや、焼けるの嫌だもの・・・

 

そんなのの繰り返し。

まあ、外には出ませんはな。

気づいたら16:00でした。

ミヤネ屋すら終わってましたよ。

何やってんだ自分。

 

しかも、何が嫌ってね、

今の時期ってうちの会社は休暇の時期なんですよ。

健康な人たちも長期で1週間くらい休めるんですね。

で、その休暇のキラキラした報告が!

SNSから!

どんどん!

溢れてくるの!

まあ、完全に妬みです。

妬みですよ本当に。

元気な人は何しててもいいと思うんだけどね、

やっぱそういうの見ちゃうと

比べちゃうし、

羨ましくなっちゃうし、

もうダメなんですわなあ。

 思っちゃダメだわと思うんだけど、

やっぱり脳内には

あんたら私の気も知らんで!と。

あちらさん達からしたら知ったことじゃないんだけど。

それも重々わかってんだけどね。

やっぱり妬んじゃうわけです。

 

そんなこんなで、反省・猛省・超ネガティブに突入。

 

ちょっとでも緩和しようと

ブログに吐き出してる次第です。

うつの気持ちを何かに残しておくと良いって言うしね。

もしかしたら同じようなこと思ってる人たちに

私だけじゃないんだ!と勇気付けられるかもしれないですし。

 

そうですよー!!!

ここにもいますよーー!!

勝手にやる気出なくて引きこもってたのに

周りの活動的な様子に嫉妬してる奴が!

だから、安心してくださいねー!

だから、私にも教えてくださいねー!

私もおんなじようなことありますって!

お互い勇気付けましょう!

 

無理矢理まとめましたが。

愚痴に愚痴ってみました。

たまには良いじゃない、人間だもの。

【読書】うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち / 田中圭一

こんにちは、yucaです。

この前も書いた気がしますが、
療養のために仕事をお休みしています。
いやー、ストレッサーから離れるとこんなに楽なのですね。
改めて自分が溜め込んでいたものを実感。
休む直前が本当に体がおかしくて、

  • 寝付くのに2〜3時間かかる
  • 寝ても朝になっても起きられない
  • 起きたとしても倦怠感が凄くて動けない
  • 職場にいる間と通勤中は胃が痛み続ける
  • 職場にいる間は常にイライラしている

と、こんな具合で。
これが3ヶ月くらい続いてました。
どう考えてもおかしい 笑
休みに入ってからは睡眠が多いくらいで、
他の症状は良くなってます。

そんな感じで今日もうつ関連のお話。
先日の"死ぬくらいなら会社辞めればができない理由"の前に読みました、
こちらの本のことをまとめようと思います。

内容はなかなかうつを細かく扱っていて、
読み応えがなかなかございます。
ただ、漫画になっているので読みやすいはず。
往年の名作家のタッチを真似ている画風なので、
それが気にならなければコミカルです。

私が印象的だったのは、
うつには理屈で対処ができるはず、という部分です。
うつのトンネルに入ってしまったとしても、
何かしら外部的な客観視できる理由があって、
それさえわかれば、
自分の体調の傾向がわかるし、
対策はできなくとも先の見えない不安になることはありません。
確かに!と目から鱗でした。
ただただ悲しくなって、
ただただ辛くなって、
目の前の暗闇を引っ掻き回っているような感覚なんですよね。
私のうつトンネルはどこから来るのか考えてみると、
雨の日に入り込んでしまうことが多いことに気がつきました。
要するに気圧に弱いんです、私。
それ以来、天気予報を見て次の日の気圧を気にするようになりました。
まあ、相手が天気という自分の力ではどうしようもないものなんで
「明日は気圧が不安定なのね、体調崩れそうだなあ」とか
心の準備をしておくくらいしかできないですが、
それでもずいぶんと楽になりました。
先が見えるって大切なことだなあ。

先が見えるって言うことにつながりますが、
何よりも安心したのは
今の自分と同じような経験をした方がいて、
それぞれのペースをきっかけでなおっているということ。
治っているというよりは
トンネルを抜け出していると言う方がしっくり来るか。
私も私のペース、きっかけが転がってないかなあと
日々過ごしております。
ペースやきっかけなんて見つかるのかと
不安になってくるのも事実なんですけどね。
まあ、それも追い追いだと言い聞かせております。

この本は周りにうつの方がいる方よりも
うつで苦しんでいる当事者の方が読んだらいいのではと思います。
ももう一度読み直してみよう。

すききらい

こんにちは、yucaです。

タブレットを購入しました!
ついでにBluetoothのキーボードも購入しました!
打ちやすーい!
書きやすーい!
なにこれ!
と言うことで今後は更新頻度も上がるはず?笑

そして、今日のお話なんですけども。
読者に登録させていただいてる、
とあるブログさんがあるんですけどね、
ふと読んでいて思ってたんです。

その方はV6ファンなのだけど、
とにかく愛が真っ直ぐだなあって。
他のブログさんもジャニーズだったり、
オフィスキューのこと書いてるものを読むのが多いんだけど、
みなさん真っ直ぐに見て、
愛して、
そして思い思いに書いてらっしゃる。

私はと言うと、
好きなものがたくさんありすぎて、
まとまらなくって、
結果視点も定まらないって言う。
更に照れ屋な性分も相まって、
照れ隠しでちょっと斜めから見ちゃったり。
大好きで真っ直ぐに書きたいんですけどね。
どこか斜めに貶しちゃうんですよね。
それも愛のうちなんですが。

で、真っ直ぐなブログを読むと
いっつも私は何が好きで
何が嫌いなのかなあって考えるんです。



好きなものと、嫌いなもの。



音楽が好き。
歌が好き。
楽器が好き。
でも練習が嫌い。
面倒なことが基本嫌い。
だけど、バンドをするのは好き。

ジャニーズが好き。
V6が好き。
SMAPが好き。
関ジャニ∞が好き。
TEAM NACSが好き。
楽しい人たちが好き。
楽しそうな人たちが好き。
楽しい人たちに囲まれるのも好き。
でも、ベタベタするのは嫌い。
距離感近すぎるのは嫌い。
だけど、信頼する人と深い関係になるのは好き。

美人が好き。
かっこいい人が好き。
だけど、自分可愛いの分かってる人は嫌い。
妬んでる自分も嫌い。
でも、やっぱり綺麗なものを見るのは好き。

文章書くのが好き。
絵を描くのが好き。
歌うのが好き。
表現が好き。
でも、表現を自由にできない状況が嫌い。
自由にやれるのが好き。

最近好きなもの。
安田顕さんの文章が好き。
7月9日 日曜日 - CUE DIARY | CREATIVE OFFICE CUE Official website
岡田将生さんの闇を感じるところが好き。
ギターを弾いて歌ってるのが好き。

好きなものが思ってるよりすんなり出て来て良かった。
好きなものがたくさんあるうちは
たぶん幸せに過ごせてるんだろうなあと思う。
というか、幸せなことを確認できたかな。
病気療養に入ったので良かった。
私は、まだちゃんと治る。