お気に召すまま

ジャニーズとNACSと、観劇と、自分の健康と

!-attention- / 20th Century(1998)

V6にハマった、特にトニセンにと話すと後半部分で高確率で笑われるのがなっとくいきません。
こんにちは、ユカです。

いやー、トニセンは3人ともすごいんだよー!と叫びたい。プロフェッショナル。歌上手いんだよなあ。長野くんなんて本当に上手くなられました。後日書くと思いますが、ソロ曲の『桜色桜風』とか大好きです。トニセンそのものについても今度書こう。

さて、今回はそんな20th Centuryの2ndアルバムです。同じ日に年少組のComing Centuryによるオフショットビデオ『?-question-』も発売されたそうです。
1998年って、森田くんが24時間テレビでマラソン走ったり、V6でツアーやったり、J-FRIENDSやってたり、ファンイベントやってたり、かなり盛りだくさんなんですね。トニセンでもツアーやってます。忙しかったんだろうなあ。シングルで言うと、『Be Yourself!』『over』ですね。

どうしてそんな前のアルバムを聴いたのかというと、坂本くんのソロの名曲『shelter』をとにかく聞きたかったんです 笑 で、クリスマス前にamazon使って購入いたしました。ええ、『shelter』聴きたさに 笑 だって、みんなかっこいいって言うんだもん…後ほど、その『shelter』については語らせていただきます。

そんなアイドルきらきら〜な眩い活動の中でリリースされたとは思えないくらい大人な曲が多いです。大人が歌ってる、というよりは、プロモーションですごい大人押しをしたかったんだなあと言う感じ。
井ノ原さんはこの頃まだ22歳で、確かにアイドルにしたら大人なのかもしれないけど、世間的に言えばまだまだ若い時期でございます。実際、彼のソロ曲『おやすみ』はフォークギターをかき鳴らして歌う感じがとても若者。歌声も今と比べて荒削りで、言葉を紡ぐというより音をぶつける感じです。私は好きですけど、でもまあ、少なくとも大人ではございません。事務所がカミセンを若い!young!で売り出すがために、無理やり大人にされてる感は否めないです。

長野くんは当時26歳。イノッチに比べたら大人なんだけど、やはり青い。青いというか、とにかく不安定で、聞いていてハラハラします。失礼ですが、上手くはない。だけど、声質はイノッチ坂本くんと全く違って優しいので、トニセン内のポジションは確立してる。優しいというか儚いのほうが正しいかも。とにかくユニゾンを絶妙なバランスで仕上げてるのは長野くんの声によるものなんだろうな。坂本くんとイノッチだけだと、喧嘩こそしないけど声がバラけてしまうと思います。問題の歌唱力は、ここから凄く努力されたんだろうな…声量はなくても、今は表現力も付いて柔らかさを武器にして歌われてます。この辺でもトニセンの職人肌を感じる。

坂本くんはやっぱりすごくて、この頃から完成されてます。イノッチと長野くんが成長して完成してきたのに対して、坂本くんに関しては熟成・洗練という言葉が合う。よくメンバー同士の冗談で“坂本くんはデビューの時には既に完成されてた”って言われてますが、それは容姿だけじゃなくてパフォーマンスの実力でも言えるよなあ。そうじゃなかったら、『shelter』もただのソロ曲で終わってて、今もなお語られるような伝説的な人気は得なかったと思うんです。坂本くんの高い歌唱力で歌うから、若者故の無鉄砲さ・弱さを孕んではいるんだけど、パフォーマンスとしては完成された歌になる。弱さも表現になる。滝沢秀明さんや関ジャニ∞安田章大さんが歌ってるのを見たことがありますが、2人それぞれの良いところもあるんだけど、やっぱりパフォーマンスとして圧倒的に魅力的なのは坂本くん。『shelter』を聴いただけで、わざわざこのアルバムを買って正解だったと思いました。もちろん、トニセンとして3人で歌っている歌でも大黒柱になっているのは坂本くんです。確実に2人を引っ張りあげてるくらい、1人でちゃんと大人をしてる。この人は敢えて大人をやってるんだろうなって思うくらい。なかなかデビュー出来ない間に、来た仕事をただただ全力でやるって姿勢はトニセンの3人に共通してはいるんだけど、技術的な問題もあって2人はまだ大人になりきれない。もちろん、素人からしたら歌も上手いし、年上だからカミセンと比べても大人に見えるんだけど。そんな中、坂本くんに関しては27歳とは言え、まだ若い。だけど、カミセンとトニセンで売られているからこそ、トニセンでの自分は誰よりも大人でなくてはならない。それを歌でも確実に表現できてる。表現できるだけの歌唱力があったってのが本当に凄いところなんでしょう。
なんか坂本くん語りになってきている。笑

やたらと語ってしまいましたが、曲も見ていきましょう。もちろん『shelter』以外にも好きな曲ありましたよ!ぶっちゃけ、アルバムとしてはそんなに好みじゃないんで、一曲だけですが…もっとじっくり聴けばまた出てくるかな…

● BIG FORCE
この歌好き!イントロから異国的でジャニーズのアイドルらしくない。あの笛っぽい音の楽器、なんですかね?吹奏楽器はよく分からないんだよなー…あの笛っぽいのがこの曲のすごく良い雰囲気を作り上げてます。あれ、このアルバムって外国の物だっけ?って勘違いするような音。この曲が一曲目なあたりにこのアルバムとトニセンのコンセプトを感じます。
なんだけど、ユニゾンが少し不揃いでまだトニセンの若い部分が見え隠れしてる。ユニゾンって、多分一番声質が良かったり歌唱力のある人の声を大きめに編集して、その人の声が印象に残るようにしてると思うんですよ。だから、同じ頃のV6の歌聴いても坂本くんの声がガツンって聞こえてくるんだけど、この歌はそんなに坂本くんを持ってきてないんですね。意外だったな。そういう意味でも、若者が無理やり大人の曲を与えられてる感があるのかもしれない。
その歌の不安定さも、曲自体の異国的な不安定さとマッチして好きですけどね。

⚫︎Shelter
ジャニーズファンなら一度は題名を耳にしたことがあると思います。最近だと誰かカバーしてるのかな?私はずっとこれ、安田章大くんの曲なんだと思っておりました。随分とイメージに合わない曲やってんなあ、と。で、去年坂本くんの曲だったことを知って納得。曲そのものはかなり激しいんですが、歌詞がかなり弱い人のお話。弱いんだけど、その弱音を吐ける強さも感じるというか。それが強面なんだけど、実はビビり、実は繊細、V6じゃリーダーで気を張ってても、どこか抜けてて情けない坂本くんにぴったりで。でも、やっぱり決めるところは決めますよっていう曲だと思う(どんなや)これを坂本くんに当てがったジャニーズの人なのかavexの人なのかわかんないけど、その人すごい。
10周年のコンサートでマイクスタンド振り回しながら、“You're my shelter!!!!”と歌いだす坂本くんが本当にかっこいいです。一気に坂本くんのステージ。そこからギターのリフが入り、ボルテージが上がってく…紛れもなくROCKです。で、坂本くんが細身で長身だから合うんだよなあ。映像まで見てやっとこの曲の良さが全部わかった気がします。と言うのも、坂本くんの声って甘いんですよ。すごい上手いし、表現力も高いんだけど、この曲調には甘いの。だけど、パフォーマンスまで見ると、ROCKとして成り立つ。細身の坂本くんがマイクスタンドに重心をかけながら歌う姿はもうROCKスターです。10周年の時は既に坂本くんは34歳なので、そこまで激しく踊ってはないんですが(それでも間奏はめっちゃ踊ってるけど)、トニセンのコンサートではゴリゴリで踊ってるんですかね?そっちもみたいなー…

最終的に音源じゃなくて映像を語っちゃったよ…
このアルバムは、トニセンの当時のポテンシャルを楽しむのにはとっても良いと思います。生意気ながら、私も“いのっち、表現力着いたんだなあ…”“長野くん、本当に歌うまくなったなあ…”と楽しませていただきました。
また、余談ですが、『Shelter』はこのアルバムに入ってるものよりも、トニセンのベストアルバムに入ってるいきなりギターリフで始まるものの方が好きです。まあ、イントロ以外は変わらないんですが。ベストアルバムは2002年に発売されてるんで、完成により近づいてるトニセンを楽しみたいならこっちの方がおすすめです。

仕事が忙しくかなり久々の更新なのに走り書きになってしまいました…申し訳ないです。再来週には引っ越しが控えてるのでまた間が空いちゃうかもな…
とは言っても、読者の方がいらっしゃるのか分かりませんが(´・_・`)マイペースにやっていきます。

はじまりのうた / SMAP(2008)

先日のSMAPについての記事を書いて以来、本当に微々たるものですが毎日アクセスが続いております。やっぱりSMAPってすごいですね。

会見を見てってわけではないですが、個人的に好きな一曲にフォーカスして今回は書いていこうと思います。



はじまりのうた
発表年:2008年
収録アルバム:super.modern.artistic.performance(18thアルバム)、SMAP AID(2011年発表ベストアルバム)

勝手にこの曲をススメ!に続くSMAPのポジティブ応援歌の代表だと位置付けております。曲調だけで言うとススメ!の方が尖ってるんで好きなんですけど、応援歌としては王道POPSを通ってるこっちの方が単純明快で好きです。歌詞も入って来やすい。

少し前に身体を壊して会社を休んでたんですが、その時によく聴いてました。普段は曲調や歌ってる方の声質で曲を好きになることが殆どなんですが、これは完全に詩が好きです。休んでた時にどれだけ元気付けられたか。

『もうちょっと もうちょっと ペース落として
そうやって生き急がなくていい』

私が働いてるところ、すごい成長にスピード求めるんですよ。そこに惹かれて入ったようなもんなんで、何も不満はないんですが、ある時に全くついていけなくなっちゃったんですね。上司が本当に合わなくって。あーもー無理ってなってお休みいただいたんです。休むまで、同期の中でも、自分で言うのもアレですが生き急いでるって言葉通り、ガツガツとかなりのペースで上に向かっていました。今思うと、無理してる部分がかなりあったんですが、それすらも普通になるくらい麻痺してて、上司との軋轢がきっかけで爆発しました。
と、自分のことは良いんですが、そんな時期に改めてこの歌を聴きまして、あー自分のペースをもう少し考えなくちゃなと考えるきっかけになりました。
置かれてる状況は違えども、この歌で元気付けられた人はたくさんいると思います。もちろん、今回の騒動の中でも。これからも歌い続けて欲しいな…


さて、曲のお話に移ります。
この曲のベースラインがすごく好きです。ピアノとか、弦楽器がかなり豪華で派手なメロディを演奏してるんですよね。キラキラしてて、本当に応援歌!って様相。でも、よくよく聴くとこの曲の肝はベースラインな気がしてなりません。すごく音が跳ねてるんですよ。POPど真ん中の曲のベースって、跳ねてても面白くないことが多いんですが、このベースラインはすごく面白い。というより、楽しいベースライン。
ベーシストを調べてみたんですが、有名な方でしたね。川崎哲平さん。槇原敬之さんや一青窈さん、ジャニーズだと嵐やKAT-TUNのサポートに入ったこともあるそうです。コントラバスも演奏されそう。この曲のベースは、メロディが少しコントラバスっぽいです。スウィングっぽく細かく動くタイプのベースラインになってます。こういったメロディをコントラバス慣れしてないで弾くと、音の粒がはっきりしないでうねるようになっちゃうんですが、それぞれの音がはっきりと聞こえる辺り、納得です。ベースが活き活き聴こえます。
記事の初めの方に、曲そのものはススメ!の方が好きとお話ししましたが、ベースだけ切りとってもこちらの方が好きかも…ススメ!は全体的に機械音なんですよね。人の手ではなく、打ち込みみたいな。恐らく、こっちもエレキを使われてると思うので、そういう意味では機械音なんですが、人が演奏してる暖かみとか活き活きしている様子がすごく出ていて、そこからもエネルギーが溢れてる。こういう、スウィング的なベースラインを活き活きと弾けるベーシストの方がすごく好きです。
そして、その活き活きとしたラインがとてもこの曲のテーマや歌詞にぴったり。応援歌に持ってこい!なベースの演奏法になってます。作曲の方も素晴らしいですが、うねるベースではなく、動くベースとしてしっかり演奏されている川崎さんにも感服です。


このタイミングで"はじまり"のうたを紹介するのは、気が引けたんですが…
私が好きだってのもありますが、SMAPの皆さんへ詩の通りに思ったので選ばせていただきました。私たちファンは、何百回何千回だって独りぼっちじゃないとみなさんに伝えますし、不器用なみなさんの方が素敵だと思ってます。毎日が予測通りのシナリオ通りでもないので、皆さんが皆さんのペースで色んなことを取り戻して、皆さんの言葉で笑顔とともにお話ししてくれる日を待ってます。
明日が今日よりも少しだけでいいからHappyになりますように…


P.S.
星野源さんのライブ、素敵でした!みんなが笑顔になるってこういうことなんだなってものが具現化されてた感じ!

YELLOW DANCER / 星野源(2015)

さて、今回はこちら。昨年に発売された星野源さんのアルバムです。
ドラマ『11人もいる!』で星野さんの歌声を聴いて以来、ずっとファンでして、今日行われるさいたまスーパーアリーナでのライブにも行く予定です。楽しみだなーってことで、復習がてらこちらのアルバムについて書かせていただきます。

私が星野源さんのファンになったきっかけは、上記の通りドラマを拝見したのが初めです。その後、テレビで2ndシングルの『フィルム』のPVを見て、この声は広之おじさん(星野さんの役名)だ!!と気づいて楽曲に惚れ込みました。それまで、椎名林檎さんにL'Arc-en-CielさんにとにかくROCKばっかり聴いていた私にとって、こういった暖かい音楽と声にどハマりするのは初めての体験でした。自分が歌ってたこともあり、ビブラートめっちゃ効いてる!って方が好きだったんですけど、星野さんは真逆なんですよね。確か、あえてビブラートは使ってないって話をどこかでされてました。それが素朴。ただでさえあったかい曲調なのに、さらにあったかさを添えてる。
この人はすごく骨の髄まで繊細な方だと思います。すごーいあったかーいハートウォーミングなメッセージソングを歌ってるのかと思いきや、この人は結構下らない(失礼は承知です)ことを歌ってることが多いですよね。だけど、それが私たち一般人のリアルな日常を切り取ったような、確かにこんなこと思う思う!みたいな、よくよく考えると身近なことだったりで、友達とくっちゃべってる内容みたいなくだらなさ。よく、役者さんが普通な人を演じるのが一番難しいって言うじゃないですか。それと同じで、私たちが何気なく話してることをわざわざ詩に起こすってすごく大変だし、相当敏感なアンテナか必要だし、本当に繊細な人じゃないとできないことです。そんなことを感じた後で生い立ちを知って、納得いたしました。そこまで語ると尋常じゃなく長くなるので、ぜひ調べてみてください。結構ネット上に流れてます。

さあ、前置きがかなり長くなりましたがアルバムの内容に参ります!今回はお気に入り曲を何曲か掻い摘んでいきます!V6の記事、辛かったから!笑


✳︎Week end
めざましどようび』のやつと言ったら分かる方もいるのではないでしょうか。休日の朝の情報番組ということで、かなり明るいPOPな歌になってます。思わず踊っちゃいそうな感じ。もちろんクラブ的な意味でなく、真昼間の爽やかな感じで。

✳︎SUN
この曲で源さんを知った方も多いんじゃないでしょうか。紅白でも歌ってました。
これ歌ってる時、すごく楽しそうなんですよね。自分にとっての太陽であるMJへの敬愛を書いたって本人はおっしゃってます。この曲が太陽になった人も多いんじゃないかなあ。
源さん特有の抜け感のあるリズム、やりすぎてないオーケストラが良いですね。ギラギラしてる太陽でなく、陽だまりみたいなあったかい太陽です。

✳︎Crazy Crazy
これ、シングル出た頃から好きです。間奏明けにドラムとボーカルだけになるところがあるんですが、ここがシンプルでたまらなく良い!もともとピアノがメインのシンプルな曲ですが、こういう瞬間が入り込むとアクセントになってグッと曲が締まります。音が少なくなるから、一気に神経がその音だけに集中されるんです。その、聴いているこちらの神経も、演奏側の神経も集中してる感覚がすごく好きです。
ドラムも好きだけど、そもそものピアノも好きなんだよなー


特に好きなのはこの3曲かな…
このアルバムはアルバムそのものが好きっていうより、好きな曲が集まったアルバムって感じですね。ここでこれ入れるー!って言う驚きとか感動はなかったかな。でも、全体として言えるのが源さん自身がPOPを面白がってるというか、楽しんでる感は今までのアルバムで1番感じられました。オーケストラも積極的に使ってて、悪目立ちする楽器もなければ、自分の歌声ですらもオーケストラの中の一部にすっと収まって、演奏してる人たち全員がPOPを作り上げてるような気がします。と、思ったら音が少ない曲でもメロディに動き出したりして、厚みを持たせていたり…ただのPOPになっていない曲もあって良い。でも、やっぱりそういうシンプルな曲も単純に楽しそう。このアルバム全体のキーワードとして、楽しむとかそういった前向きな何かがあるような気がします。
まあ、私は作曲できないので偉そうなこと言えないですが…源さんが楽しそうにしてるのが伝わって、ファンとしてはそれがとても嬉しいです。


さあ、今日は楽しんできます!!

前のめり / SKE48(2015)

たまには女性アイドルの曲も書きますかね。
こんにちは、ユカです。

昨年、ものすごく元SKE48松井玲奈さんにハマりました。しかも、彼女が卒業を発表してから 笑 タイミングの悪さをとにかく恨みましたよねー。もっとちゃんと見たかったな、SKE48にいる松井玲奈さんを。

どうしてハマったのかというと、唐突にマジすか学園を見たんです。そしたら、ファンの方には有名だと思うんですが、玲奈さんの役がぶっ壊れてて。もう、すごく、狂気を孕んだ、初めてでこんな役やらせちゃうんだって役をやってたんです。テレビでたまに見てたあのおしとやかな、柔らかい感じとは真逆な役を自分のものにしてらした彼女を見て、気が付いたら惹かれておりました。玲奈さんと横山由依ちゃん主演のマジすかの舞台もDVDになってるようなので、買おうか検討してます。持ってる方、舞台を見てる方、おすすめか教えてください。

では、前置きはそんなところにしてレポ?紹介?に参ります。



前のめり
発表年:2015
※2016年1月現在、シングルカットのみ

初の玲奈さん単独センター曲にして、卒業シングルです。この前、テレビでSKE48がやってるところ見たけど、今は珠理奈ちゃんがこの曲のセンターなのかな?玲奈さん卒業以来、SKE48追ってないから分からん…
本当に、ほんの少しだけ応援してた身ですが、とっても玲奈さんらしい歌だったと思います。あの涼やかで可憐って言葉が合う姿からは想像ができないほど、芯が通った内面が強い方だと思います。この歌も曲調はそんな彼女がセンターを務めているからか、とても明るく可愛らしい曲調です。なんとなく、昔の松田聖子さんの歌みたいだなって思った記憶があります。アイドル歌謡に詳しい人間でもないんで、完全に主観ではありますが。豪華なオーケストラできらびやかに始まるイントロで、メンバーに囲まれた道を歩きながら玲奈さんが出てくる姿は圧巻です。キラキラしたThe アイドル歌謡
一方で、詩だけを見てみると凄く芯が通った子が主役の物語になってます。

『もう一度 走ろうか
胸が熱くたぎった
いつの日からだろう
僕が歩き出したのは
生きるとは走ること
居ても立ってもいられず
前のめりに
夢見る』

1番のサビです。
胸が熱くたぎるほどの情熱を持って走ってます。生きる=走るって言ってますからね。本当に強い人じゃないとできないことです。

この歌、すごく前向きな反面、悪い言い方をするととても押し付けがましい歌だと思うんです。周りの流れに合わせなくても良い、生き急がないで自分のペースで歩みを進めようというのが昨今の世間の風潮ですが、この歌は走り続けよう、それが生きることだと言っています。前向きに強制する歌だなあと思いながら私が押し付けがましいと感じる理由を考えてみました。おそらく、この押し付けがましさの正体は『若さ』なんだと思います。若いゆえの勢い、それを懸命に守ろうとしている歌。もー、押し付けがましい。だけど、それが嫌味にならないのは何故でしょう?歌ってる彼女たち自身が若く、勢いに乗って走り続けているからではないでしょうか。48グループが女性アイドルの王座に着いてから長く経ちます。SKE48は、その中でもAKB48に次ぐ歴史を持っているグループです。そして、2番目に出来たからこそ、AKBが居続ける48グループの王座を奪うことに対して一番愚直で、一番突進を続けているイメージがあります。実際、総選挙でSKEのメンバーが選抜を占める割合は毎年高くなっている気がします。そんな、勢いを付けて走り続けている彼女たちだからこそ、この押し付けがましい歌に対してリアリティが生まれて、その愚直さが素直さとして歌に乗っかる。そうして、歌に魅力が出来て、これを歌うSKE48の魅力も磨かれる。
そんなSKE48を立ち上げから支え続けてきた松井玲奈さんの卒業にこの歌を持ってくる秋元さん、やっぱり名プロデューサーです。立ち上げから支えてきた人気メンバーでいうと、松井珠理奈さんもいますが、この歌はやっぱり玲奈ちゃんの歌だと思います。珠理奈は加入当初からSKEが立ち上がる前なのにAKBのメンバーにも抜擢され、とにかく期待されてエリートとして走ってきた子です。それに対して玲奈ちゃんは、努力の人。もちろん、珠理奈もストイックでかなりの努力家ではあると思うんですが、玲奈ちゃんはその上をいっていると思います。見た目の通り、運動神経があまりよろしくない玲奈ちゃんは、SKEの激しい振り付けについていくのが大変だったそうで、もうとにかく努力して練習を重ねたそうな。見た目も言ってしまえば地味な方ですから、ダンスで相当努力をしなくては目を引くこともありません。見てもらえなければ選抜には入らない。しかし、玲奈ちゃんは珠理奈とツートップとしてSKEを牽引し続ける存在になりました。努力の賜物です。
となると、やはりエリートな珠理奈よりも玲奈ちゃんがこの歌のセンターというのはやっぱり納得。これを歌っていた玲奈ちゃんはほんの少ししか見てないですが、楽しそうだったなあ…

曲に対しての話、というよりも松井玲奈さんの話になってしまいました 笑
ドラマもたくさん決まってますね。頑張ってほしいなあ。

小さい頃からの憧れ、SMAPについて

いきなり大変なことになっているので、いったんSMAPについて思うことをまとめます。

いや、朝起きてびっくりしました。二日酔いも一気に覚めましたわ。解散て!今までも何回か噂とか流れてきましたけど、ここまで大きく報道されたことはなかった気がする…

何を隠そう、私はSMAPファンでもあります。ファンではありますが、完全にお座敷ファンなのでおおっ広げて言っていいものか悩みますが…。幼稚園の頃からずっと好きです。森くんが大好きで、初恋は森くんでした 笑 森くんが辞めた時はショックすぎて余りにも元気がない私を、幼稚園の先生が心配してくれたらしいです(連絡ノート的なものに書かれてたらしい 笑)その後もやっぱりSMAPってものが好きで、憧れで、ずーっと見続けてました。
最近はSMAPがあることが当然すぎて、わざわざ好き好き言うこともしてませんでした。SMAPがテレビ出てたら見るし、アルバム出したら聴くし、個人のテレビも出来るだけ見てるし、みたいな。もう極々自然なもの。

個々でお仕事されてるのも好きだし、それぞれが持ち味を活かしてテレビに出てらっしゃるのも好きなんだけど、やっぱり5人、SMAPが勢ぞろいしているときに貰えるパワーってものは絶大なもんで。何度か味わった挫折の中でもSMAPのみなさんに元気付けられたことが沢山あります。
個々の活動が多いせいか、ふと忘れかけるんだけど定期的に5人で大きなことを成し遂げてくれて、その度にああやっぱり5人でなくちゃ!と思わせてくれてました。数年前の27時間テレビとかSMAP5人旅とか良い例だと思う。
5人旅で見せたあの5人の絶妙なバランス。中居くんはやっぱりどこまでもリーダーで、日本一、いや、世界一のSMAPファンだったし。木村くんは、リーダーとしての中居くんを立てながらも締めるところは締めて、引っ張るところは引っ張って。2人がツートップと言われる所以を証明されてたし。吾郎さんは吾郎さんで、自分のこだわりは曲げないし、やっぱりジェットコースター乗らないんだけど、決して自分勝手のチームを乱す存在ではなくて、むしろ吾郎さんいないとSMAPってパズルは完成されないんだろうし。剛くんは、中居くんも言ってたけど、車のど真ん中に何も言わず座るっていう行動が剛くんの全てを表してると思う。中間にいて、バランスを取るのは剛くんの役割。バランサーっていうかなんというか…剛くんがいることで出来上がるSMAPの空気があると思う。慎吾くんはね…子供の頃からSMAPになってて、末っ子なのにみんなへの連絡係を担ってたのが良い例で、末っ子なのに頼られてるんだよね。だけど、やっぱり末っ子で可愛がられてて、お兄ちゃん大好きなんだろうなあって。SMAPSMAPである理由というか、SMAPとしての存在意義を表してた番組だった。あれ見て、やっぱり好きだーSMAP!って思えました。
そりゃ、27時間テレビでのライブでは中居くんボロボロだったりしたけど、あのライブを、あのパフォーマンスを、あの時間に、あのパワーでできるのは日本中でSMAPしかいない。ライブ後の森くんからの手紙も含めて、SMAPは終わらないってファンはみんな思ったはずです。

なんでしょうね。そこまできゃっきゃわいわいって感じに仲が良い5人ではなく、どこか精神の根っこの部分で繋がってるんだろうなって5人なので、5人の中でどうしても埋まらない溝だったり、どうしようもない不協和音があって、本人たちが本人たちの意志で話し合って、本人たちの想いがこもってる解散なら良いのかなって思いますけど…現段階で周りの状況証拠というか、ある種のガヤで言われてることではどんなに長くどんなに深くSMAPを応援してる人でも納得行かないですよね。幼稚園の頃から応援してるとはいえ、一概のお座敷ファンの私でもそうなんですもん。

やっぱり、5人の口から、5人揃って、5人の本当の言葉と意志を聞きたいです。ああ、待たないとな…
ちょっと生意気ではありますが、大好きな大好きな5人組のことですので書かせていただきました。

長く短い祭 / 椎名林檎(2015)

こんばんは!
ユカです。

前回の記事に時間をかけ過ぎてしまったので、サクッと書けるように今回は一曲にフォーカスしてみようと思います。結局時間はかかってますが…
しばらくはこんな感じで書き方を模索するとは思いますが、お付き合いいただければ嬉しいです。



さて、2回目の記事は林檎さんが昨年リリースした『長く短い祭』についてお話ししていきます。
昨年夏のコカコーラのCMで使われていて、紅白でも歌われていた歌と言ったら分かる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

私は高校の頃にバンド活動を始めまして、社会に出るまで続けてたんですが、その中で最もコピーさせていただいたのが林檎さんと東京事変の曲でした。もーーーー、とにかく憧れでした。女性としても、歌い手としても。過去形にはしましたが、今でもロールモデルには変わりありません。ずっと事変が大好きだったんで、解散のときは悲しかった…とは言え、事変を始める前の林檎さんの曲も好きだったので久々のソロにワクワクもしました。

が。

アルバム聴いても、偉そうなんですけど…なーんかいまいちハマらなくて(´・_・`)その内、あんまり聴かなくなってしまってしまいました。
しかし、去年の夏ふとCMで使われているこの曲を聴いて
『なにこれ、久々にかっこいい!林檎さん素敵すぎる!』
と林檎熱が見事復活いたしました。
神様仏様も聴いたけど、断然こっちの方が好きです。

さっそくフルを聴こうとダウンロードしましたが、もう冒頭の
天上天下繋ぐ花火哉』
の歌い出しで心奪われました。かっこいー!

曲全体の抑揚もとても良い!ここ最近の林檎さんの曲ってどこか抑揚のない、淡々としたものが多い印象があったんです。そこが苦手で遠ざかってました。
この曲に関しては、サビは盛り上がって、それ以外は抑えてって表現が最近の曲の中で1番分かりやすくついています。声のエフェクトもかかっていますが、弱めで林檎さん特有の息遣いも分かるような感じ。ああ、色っぽい…

林檎さんの武器って、やっぱりあの独特な歌いまわしだと思うんです。どんな曲でも女っぽさが漂う感じ…勝訴ストリップ(2ndアルバム)に収録されている、『月に負け犬』はギターが効いたROCKなんですが、そういった曲でも林檎さんが歌うことで女の歌になる。
しばらく聴いてなかったせいかもしれないですが、久々にこの曲でその表現を聴けて完全に悩殺されてしまいました。

この曲に関しては、先述の『月に負け犬』みたいなROCKではなく、機械音を巧みに使ったクラブミュージックな感じです(あくまで私の感覚での話なので厳密に言ったら違うのかもしれません…)初めて聴いた時、直感でこれ踊れる!と思いました 笑 その後、PVを見たら主人公の女性が踊り狂っててびっくりしました。

そうそう。この曲はPVも名作だと思ってます。聴くだけでなく、是非一緒に見て頂きたい。音楽と同じように抑揚があって、サビと共に女性が踊り狂うんですが…お祭り騒ぎと言った雰囲気ではなく、どこか激しくどこか儚げで、歌詞の通り『獰猛な命燃やす匂ひ』が漂い、女性が正に余り持った女盛りを燃やし尽くそうとしてる、そんな刹那的な輝きを感じます。
音楽だけでも完成されてるのだけど、映像もおまけではなくて、この曲の一部なんだなと。正直、林檎さんのPVは前衛的すぎて意味分からなかったんですが(これでもファンですすみません)、こればかりはすっと入ってくるものがございました。

興味を持っていただけた方は、ぜひご覧ください。リンクの貼り方がよく分からないので検索していただけると嬉しいです…

今回も支離滅裂で、ただ思うがままに書き綴ってしまいました…楽しんでいただけたら幸いです。
では。

Oh! My! Goodness! / V6(2013)

こんにちは!
ユカです。

仕事がバタバタしてるうちに年が明けてしまいました(´・_・`)
ではでは、1発目の記事はこちらのアルバム…

2013年に発売された、V6のアルバム『Oh! My! Goodness!』のお話をします。

今現在の1番のお気に入りなので長めの記事です。

今は昔、学生の頃にデビュー当時の関ジャニ∞にハマってしばらくジャニオタ街道を歩んでいましたが、バンドを始めてからは完全に離れておりました。
ジャニオタ時代も、テレビ番組『学校へ行こう!』を観て、この中なら健ちゃんだなあとか思うくらいで、特にのめり込むことはなかったんですが…

これ聴いて度肝を抜かれました 笑

いやね、ジャニオタを離れてた間、バンドやってたこともあってか、妙にJ-POPのメインを走るアイドルが歌ってるってだけで色んな曲を拒否してたんです。音楽性なんて何もねえだろう、と。今思うと素人の学生が何言ってんだって話ですが、そう思ってて聴いてなかったんです。アイドルの曲。
で、2015年がV6の20周年ってことで、テレビでもたくさん拝見したし、『学校へ行こう!』を見てた頃のV6が懐かしくなって、ふとベストアルバムを買ってしまったんですね(これもまた記事にしたいと思います)
ベストアルバムをヘビロテしてるうちに、持ち前のオタク体質でめりめりとのめり込み、他のアルバムも聴こうと思いまして、ネットで評判が良かったこちらから聴いてみたんです。

いやね、本当にびっくりしました。

ジャニーズがこんな挑戦的な曲を揃えたアルバム出しちゃうの!?と。しかも、なんとなくベテランジャニーズ組でも地味な印象があるV6が!と。

そして、あまり歌唱力も坂本くん頼りで、V6全体としてはそこまで良くないイメージだったんですが…この人たち、歌うまいです。それぞれの持ち味をしっかり活かして、尚やりすぎた感じがしない。昔、歌をやってた身としてはこれ凄いと思います。

では、全曲の感想を。
長くなりますが、お付き合いください。


⒈omg!
オープニングはインスト曲です。
ライブDVDも購入したんですが、ライブもこれで始まってましたね。

⒉Supernova
ライブ先行で、待望の音源化って感じだったんですね。確かにこれはそれが先行だ…たぶん、音源が先だったらここまで人気じゃない気がする。とにかく映像があってこそ。
個人的に声にエフェクトがかかってる歌は苦手なんですが、これくらいの各々の個性が判別できるレベルなら好きです。イノッチと岡田くんの甘い〜を『あんまい』と歌ってる感じや、カラダはGOのところの剛くんの切羽詰まった息が詰まったような歌い方がとてもツボです。エフェクトかかってるのに、あえてやってる表現が分かるのは歌い手の技量ですね。

⒊BING♂
これ一番びっくりしました!こんなファンクをアイドルが歌うとは!そして、しかもすごく綺麗で本格的なファルセット!V6って職人気質なんだなあ、とこれを聞いて思いました。坂本さんはやはり歌うますぎる。あと、意外だったのが地声が高い健くんのファルセットが低かったこと。キャラメルボイスと言われてますが、音域はそこまで広くないのですね。でも、味が出ていい声。
本格的すぎてCDだけだと少しとっつき難いと思ったんですが、DVDでパフォーマンス見たら大好きになりました。

⒋Sexy.Honey.Bunny.
初めて聴いたときは本当に驚きましたが、聴けば聴くほど踊れる良い曲です。クラブっぽくて良い。年末にテレビでやってたの見て、踊ってしまいました 笑
それと同時に、しみじみと20年経つベテランアイドルだからかっこ良く成り立つんだよなあと。これ、若いグループがやっちゃったらただのネタ曲になってしまう気がします。曲そのものはダサいんですけど、そのダサさが凄く良くて、それを良さとして成立させてるのはV6の力なんじゃないでしょうか。
このアルバムの流れの中で聴くと、しっくり来るので、シングル曲なんだけどアルバムという作品のピースとしても役割を果たしてる曲です。というか、このアルバムの作りが本当に俊逸です。

⒌Maybe
音が少なくてシンプルです。イントロのアルペジオとか、どっかのオサレバンドの曲みたい。歌にエフェクトかかってたりして更にオサレ。踊れる曲が続いてる構成の一休みってところでしょうか。ここでも踊れる曲入れちゃうと疲れちゃう。まあ、そう言うのも良いとは思いますが、それはアイドルのやることじゃない。楽曲では攻めてても、アイドルだぞ、J-POPだぞって、その線引きをしっかりと出来てます。
なんか構成ばっかり褒めてる。でも、それくらいアルバムとして好きです。

⒍only dreaming
なんでだろう、これだけすっごく印象薄いんですよね…シングルカットされてたはずなのに…音が少ないMaybeとこの後のD.I.Sを上手くつないでくれてる曲だと思います。
この歌を好きな方すみません…シングルじゃなくてアルバム先行で聴いてしまったので、この程度の印象になってしまってます…他の曲が強すぎます( ;  ; )

⒎D.I.S
ここからまた踊れる曲です。結局DISってなんなんでしょう 笑 V6初心者はよく分かりません 笑 何か意味があるのなら、どなたか教えてください…
サビが、これでもかってほどにD.I.Sしよう〜と歌い続け、これがまたリズムもキャッチーなもんでおのずと覚えてしまいます。D.I.Sしよう〜♪ライブではみんなで歌うんですかね。

エキゾチック・トリップ
ぶっ壊れ曲。題名だけ見ててっきり旅行の歌かと思いましたが、トリップはトリップでもイっちゃってる方でした 笑
曲調も不思議ちゃんで、かなり難解な曲です。でも聴けば聴くほど、パフォーマンスを見れば見るほど良いスルメ曲です。きらっきらっきらって妙に耳に残ります。こんな不思議ちゃんなのにキャッチーなサビってすごい。
長野くんのフワフワな声がこの曲の不安定さを際立たせてて面白い。岡田くんも比較的甘めの声で歌ってて、これもフワフワしてて味があります。

⒐バリバリBUDDY!
壊れシングル曲第二弾。好きです、大好きなんですけど、焼肉のタレのCMで聴いたときはハマる前の学校へ行こう!期に培った私のV6のイメージを大いに壊してくれました 笑
今となってはこれ聴いたらもうノリノリですけどね。この曲とSexy.Honey.Bunny!は、V6のいいターニングポイントになったんじゃないですかねー。これがあったから、エキゾチックトリップみたいな攻めてる曲もV6の曲として受け入れやすくなってると思います。

10.大人Guyz
トニセンとカミセンにパート分けされてる曲で、パッと聴くとよくあるPOPSですが、Aメロでいきなりラップだったり、Cメロがトニセンとカミセンのかけあいだったり、随所にお遊びが入ってます。それが良いんだー!
そして、Aメロのあるフレーズを1番は剛くん、2番は坂本くんがそれぞれ歌ってるんですが、2人の表現が対照的でその対比がすごくいいんです!剛くんは甘ったるく完全に甘えた声で、とは言え、もともと声が高くて甘めになりがちなんですが、それでもわざと表現として甘くしてるくらい甘いんです。一方の坂本くんは低音を活かして大人の色気むんむん。ある意味、剛くんからも色気を感じるんですが、全く種類が違う。とにかく大人。アダルト。うーん、ボキャブラリーが貧弱すぎて伝わりにくくて申し訳ない…
てか、ラップが本業でもないのに上手いですトニセン。芸達者だ。

11.ROCK YOUR SOUL
王道のダンスロックって感じですね。
正直、このアルバムの中であまり好きじゃないです…もっと尖った曲を入れて欲しいと個人的に思ってしまいましたが、王道が入ることでV6がアイドルであって、更にはジャニーズであることが再確認されるんでしょうね。だいぶ若い頃の初期にやってそうな曲です。Super Very Bestもおそらくリリース順で並んでるんで、Sexy.Honey.Bunny!→バリバリBUDDY→これで来るんです。だからなんかすごい違和感で、浮いてるの。でもなー、やっぱりアイドルだって考えたら必要な流れなのか…MADE IN JAPANとかと並べたい…

12.線香花火
ここで王道のアイドルバラード。
この曲は長野くんの柔らかい優しいか細い声がよく合います。歌い始めの長野くんが本当に素敵。音程は正直すこし不安定なんだけど、それもまたきゅーっと胸をされる感じ。2番の歌い出しの健くん→剛くんの歌い方もいいです。もともと高めの声だけど、かすれた、囁くような歌い方が良い。
心なしか他の皆さんも優しく、ファルセットで歌われてますね。はっちゃけることも出来るけど、きちんと歌で決めることも出来る。ああ、アイドルだ…(何)

13.親愛なる君へ
こちらも王道のアイドルラブソング。
切ない曲調だけどアップテンポでPOPS感を忘れていない。すこし前のV6が続けてこんな感じの歌を出していた頃を思い出します。その時期は、別にファンとかじゃなくて、なんか大人しいなーV6地味になっちゃったなーって思ってました。余りに大人路線に行こうとしてたのが見えて。でも、弾けてたり、クラブっぽい曲が多い中での、アルバムの一曲だったり、たまにこういう曲を聞いて、えっV6って楽しいだけじゃなくてカッコ良くクールにも行けるんだ!って思わせるためには必要なんだろうな。
最後のイノッチの英語詞のところが地味に好きです。
この曲もLIVEの演出で好きになりました。照れる照れる。

やっぱりこれで締めますよね!うん!
V6全員の才能を全て詰め込んだような曲!だから、すごく忙しないんだけどきちんと曲としてまとまってるから不思議。これは作曲家やアレンジャーの方の手腕だと思う。これ作った人、すごいと思います。調べて他のアーティストの曲も聴いてみたい。
もちろん、V6の力も絶大です。みんなそれぞれ見せ場はあるんだけど、個人的にはLet's keep on!の一声で空気を変えてしまう健くんと、途中でミュージカルおっぱじまったと思ったらネタじゃなく作品の一部として成立させてしまう坂本くんが、とう素晴らしいと思います。
長い曲なんだけど、ジャニーズに興味ない音楽好きの人に聴いて欲しいです。

15.orz...
笑いました 笑
なんか学校へ行こう!を見た気分。

このアルバムを毎日聴き続けて、V6に完全にハマりました 笑 結果として、ファンクラブに入ってしまうという…(´・_・`)だって、生で見てみたくなったんですもん…


しかし…
書き上げるまでにも長くかかってしまいましたが、記事も長いですね。すみません…
効率良く、要領良く書けるように頑張っていきます!